映画「ルノワール」を鑑賞。

カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品という作品。
鈴木唯さん演じる11歳の少女、フキ。豊かな感受性と想像力のある、不思議な女の子。
変わった作文を書いて、母親が学校に呼び出されたりする。
リリー・フランキーさん演じる闘病中の父、仕事に追われ、パワハラの注意を受ける、石田ひかりさん演じる母。
さらに、河合優実さん、中島歩さん、坂東龍汰さんといった存在感のある役者さん達が登場する。
それぞれの大人たちはかなり危うい人たち⋯。
フキは淡々としていて、そんな大人たちとも飄々と関わるのだけれど、大人たちの孤独や痛み、闇は深刻。
フキの無自覚の無邪気な振る舞いや、無自覚から来る不自然な笑いが、一歩間違えば危険で恐ろしい。
それにしても最近、河合優実さんと中島歩さんをやたら見るような気がする!?
人気ですね⋯。