ヤクブ・フルシャ指揮 バンベルグ交響楽団のコンサートを聴いてきました。

ドイツ随一の名門オーケストラ⋯とのことですが⋯。
私の楽しみは、角野隼斗さんのピアノです!
いつか生で演奏を聴いてみたいと思っていた角野さんのコンサートを検索していたら、なんと宇都宮にいらっしゃるではないですか!
迷わずチケットを取りました。
よいお値段でしたが⋯。
1曲目はコールリッジ=テイラー「バラード作品33」。
50人くらいいる?、たくさんのバイオリニストの皆さんが、音色も体もさざ波のように揺れて⋯、圧倒されました。
これだけピタリと揃う見事さ⋯。
2曲目はラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 作品18」。
角野隼斗さんの登場です。
凛、とした美しさ。
斜め後ろから見える席だったので、実際の指と、ピアノに映った指と両方が見られたのですが、そのしなやかでスピードある指の動きに驚くばかり。
華奢な体のどこにあのようなエネルギーと力強さが隠されているのか⋯。
ラフマニノフ⋯、角野さんにぴったりだったな〜。
素敵だった⋯。
拍手が鳴りやまない。
ソロで1曲、楽しい曲を弾いてくださいました。
その後もアンコールが繰り返され、何度も登場してくださいました。
会議はスタンディングオベーション⋯、もう、最後の曲のような盛り上がりでした⋯。
そして休憩をはさんで、会場が静けさを取り戻し、3曲目はブラームス「交響曲第1番 ハ短調 作品68」。
この曲は、指揮者の動きに着目しました。
ときに跳び上がるように激しく、伸びやかかと思えば細やか⋯、様々な表情を楽しませていただきました。
こんなにたくさんの素晴らしい演奏家の皆さんが、宇都宮に来てくださったことに感激です⋯。