土曜日、観劇の前に美術館を巡りました。
以前から気になっていた東京都現代美術館。

いくつかの展覧会が開催中。

建物自体がお洒落です。


エレベーターも、素敵。

まずはこれ。

サエボーグ「I WAS MADE FOR LOVING YOU」

色鮮やかな不思議な空間に

ラテックスのボティースーツを着たキャラクター。

動いています。

ゆっくり。

ボティースーツの隙間から腕が見えた。
本物の人が入っている。
疲れないのかな…。

津田道子さんの「Life is Delaying 人生はちょっと遅れてくる」は、映像装置が組み込まれたインスタレーションでした。
今、メインの展覧会は、ホー・ツーニェン「エージェントのA」

シンガポールを拠点に活動するアーティスト。

時間や歴史、神話など様々なテーマを映像や音で表現。

何種類かの映像が順番に映されていて、アニメーションもあり、好きな人はいつまででも観ていられそう。

いろいろな表現の方法があるのですね…。
それに気がつくかどうか…ですよね。

コレクション展「歩く、赴く、移動する」


関東大震災を歩いて描いたスケッチ。
旅をしながら作られた作品。
移動しながら見つけたり気がついたりしたものを、それぞれの方法で表現しています。
目の見えない人が、釘などを木に打ち込んで風景を表した作品は、手で触れることができて面白かった。
藤牧義夫さんの「隅田川両岸絵巻」は圧巻でした。
長い長い巻き紙に、隅田川の両岸の風景や家々、人々が生き生きと描かれています。
24歳で失踪してしまった藤牧さん。
どこに行ってしまったのでしょう…。
どんな人だったのか、どうこの作品を描いたのか、興味が尽きない。


松本竣介さんのニコライ堂を描いた絵もありました。


これは、いくつものカウンターが、それぞれのスピードで数字を映し出しています。
一瞬毎に姿が変わるのです。

見ごたえある美術館です。
が、意外にすいている。
そして、日本人より外国人が多かった。

2階にあるサンドウィッチのお店に行ってみると、とてもたくさんの種類があって迷いました。

アジフライの梅タルタルソース。
具がたっぷりで美味しかった。

ショップも面白いものがたくさんありました。
建物自体もゆったりしていて、くつろげる美術館です。