土曜日のことです。
国立西洋美術館で開催されている、「キュビズム展 美の革命」を観てきました。
50年ぶりのキュビズムの大型展覧会だそうです。
パリのポンピドゥーセンターから、初来日の作品が50点以上もあるとか。


ほとんどの作品が、撮影可でした。
最近、そういう展覧会が多いですね。
まずは、キュビズム以前の源泉となる作品たち。
ポール・セザンヌ「ポントワーズの橋と堰」

セザンヌの、青からグレーの微妙な色合いが好きです。
ポール・ゴーガン「海辺に立つブルターニュの少女たち」

アンドレ・ドラン「立てる裸婦」

微笑ましい。
パブロ・ピカソ「女性の胸像」

ジョルジュ・ブラック「大きな裸婦」

マリー・ローランサン「アポリネールとその友人たち」

そしていよいよキュビズムの誕生。
幾何学的な形を用いて構成された表現。
ジョルジュ・ブラック「レスタックの高架橋」

楽器を描いた作品がたくさんありました。
パブロ・ピカソ「ギター奏者」

ジョルジュ・ブラック「ヴァイオリンのある静物」

ジョルジュ・ブラック「ギターを持つ女性」

ジョルジュ・ブラック「ギターを持つ男性」

この作品は、おが屑を使っているところが面白い。
まだまだ現れる楽器たち。
パブロ・ピカソ「ヴァイオリン」

フアン・グリス「ギター」

フアン・グリス「楽譜」

フェルナン・レジェ「婚礼」

ロベール・ドローネー「パリ市」

アメデオ・モディリアーニ「女性の頭部」

モディリアーニ…、彫刻でもこんな感じなんですね~。
アメデオ・モディリアーニ「赤い頭部」
ワクワクする。
どうしたらこんなふうに、三角にしたり四角にしたり、バラバラにしたりゴチャゴチャにしたりしながら、表現できるのだろう?
発想の面白さ、イメージの豊かさに圧倒されました。