東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」 | 虹がでたなら

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東野圭吾「ある閉ざされた雪の山荘で」

劇団のオーディションに合格した男女七名。
舞台稽古をするために、乗鞍高原のペンションに集合する。
舞台監督からの手紙が届き、そこが雪に閉ざされた山荘…という設定で、台本を作り上げてほしい…と書いてある。
そんな状況で、一人、また一人とメンバーが消えていく。
そこには、そのメンバーが殺されたという設定であることを伝えるメッセージが残されている。
これは仕組まれた芝居なのか、まさか本当に殺されたのか?
お互いに疑心暗鬼になっていく…。

見えない犯人に、読んでいる自分も追いつめられるような緊張感を味わいながら読みました。
これは映画化が決まっているとのことで、調べたら配役も発表になっていて…。
その役者さんをイメージしながら読むと、すごく物語に深みが増して、入り込めました。
配役がなかなかいい感じです。
これは映画が楽しみです。
きっとその頃にはストーリーを忘れていると思うし!?