「RRR」 | 虹がでたなら

虹がでたなら

わくわく・どきどき・しみじみ…なものたち

 映画「RRR」

 インド映画といえば、ダンスが満載でユーモラス…という印象でしたが…。
これはもう、壮大な物語。
撮影のスケールもすごい。
そして、ダンスは楽しいけれど、物語自体はシリアスな面も。

舞台は1920年、英国植民地時代のインド。
偶然出会った2人の男性の、友情と戦い。
1人は、英国軍にさらわれた村の少女を救い出そうとする、野性的な男性。
もう1人は、英国の警察で働きながら、故郷に武器を送るという使命を秘めた男性。
お互いの素性を知らぬまま、唯一無二の親友となっていく。
そして敵対する立場であることに気づいたとき、戦いが始まる。
激しく戦うなかでお互いの立場と思いを知る…。
家族への思い、大切な人への思い、国への思い、使命…。

とにかく最初から最後まで熱い!濃い!激しい!
ダンスは圧巻。
動物との戦いや動物が暴れるシーンはすごい迫力。
長い映画だけれど、全く退屈することなく、ずっと前のめりでスクリーンに釘付けでした…。