わたらせ渓谷鉄道に乗ってみたくなり…、行ってきました。
JRで桐生駅に行き、桐生駅でホームを移動して乗り換えるのですが、わたらせ渓谷鉄道はICカードが使えない…とのこと。
どうしたらいいのやら?…と思ったら、仮改札というのがあったので、機械にピッとカードを当てたら「出場の記録がありません」…とのメッセージ。
よく分からないまま電車に乗ると、ICカードで桐生まで来た人は、一旦改札を出て、切符を買ってきて…とアナウンス。
ええっ?…時間が間に合わない?…と思いつつも降りて行ってみようとしたら、先ほどの仮改札に、わたらせ渓谷鉄道側にも機械があり、そちらでピッとしたら、何も不審なメッセージがなかったので、JRからの出場のチェックができたのかな…たぶん。
でもその2つの機械の向きが、反対ではないかと思うのですが…。
そしてわたらせ渓谷鉄道は整理券を取って乗りました。
1両のみの、可愛らしいレトロな電車。

運転席は先頭の左側にあり、その横のスペースに立って進行方向が見えるのです。
運転者さんの気分を味わいながら、先頭に乗っていきました。
運転者さんは一つ一つ声を出し、指差し確認をしながら運転するので、その姿も楽しみました。
正面が見やすいよう、置いてあったご自身の鞄をよけてくださったり、カーブに差し掛かる時は、揺れますよ~と教えてくださったり、とても親切な運転者さんでした。

木々の間をすり抜けるように進み、トンネルもとても狭い!


伸びた木が、時々車体に当たっていました。

バスのように、整理券ごとに運賃が表示されます。

降りるときに整理券と運賃を運転者さんに渡す…というシステムです。

降りるとき、「桐生駅でICカードをチェックしたつもりだけど大丈夫でしょうか…?」と運転者さんに尋ねると、「あそこは分かりにくいですよね~」と言いながら、何やら道具を出して、私のカードの記録を確認してくださいました。
本当に感じのいい運転者さんでした!
降りたのは水沼駅。


ちょうど上り列車とすれ違う。

駅にある、この右側の建物は…

温泉なのです!

水沼駅で降りたのは、これが目当て。
駅の食堂や、


売店もレトロです。


食堂でご飯を食べて、ゆっくり温泉に入り…、なんて素敵な駅でしょう!
温泉も、露天風呂やサウナもあり、のんびりできました。
すっかりくつろぎ、癒されたところで、帰りの電車へ…。

わたらせ渓谷鉄道のキャラクターのイラスト入り自販機。

上り電車が来ました。

すると!、先ほどの電車と同じ運転者さんでした。
こちらに気づくと、すぐに鞄をよけて見学スペースを作ってくださったので、また先頭で景色を満喫!

緑の中、気持ちいい!

左側には川が流れています。
秋はきっと紅葉が綺麗でしょうね!

降りるとき、運転者さんが、「また違う季節に来てみてくださいね~」…と、おっしゃっていました。
それはもう、ぜひぜひ!!
相生駅で乗り換え。

東武線の特急りょうもう号が、いつのまにやらリバティになっていたので乗ってみたかったのです。
館林まで、リバティで。

電車が到着したのに、なかなかドアが開かない。
発車時刻が過ぎても…。
運転者さんは電話をしたり、慌てた様子…。
故障??
…と思ったら、電車がスルスル…と数メートル進み、そしたらドアが開きました。
停止線を間違えていたようです。
所定の場所に停まらないとドアが開かないんですね…。
新発見。
東武線、JR、わたらせ渓谷鉄道、特急リバティ、東武線…と、電車満喫の1日でした!