那須野が原博物館で現代アート | 虹がでたなら

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わくわく・どきどき・しみじみ…なものたち

昨日は朝モンタンのあと、那須野が原博物館へ。

「FREEDOM―現代アートの可能性―」という展覧会を観に。
ワクワクするポスター。
既製品を使った作品、多様な素材から生まれた作品、社会に対する想いを込めた作品…。
個性的な作品が並びます。

ヘルメットを使った作品。
椿の葉っぱに、椿のイラストの切手。
排水口フィルターを使った作品。
緑の羽を使ったシャトル。
画鋲を並べた作品。
アルミホイルでできた熊。
なんともとぼけた表情。
リュックサックを登る…!?
行列のシルエット。
「行列に登場するのは、いずれも歴史のかなたに消えていく無名の人々かもしれませんが、人のいとなみが続く限り行列が終わることはありません。」
…という説明書きが印象に残りました。
たくさんの無名の人々の人生が続いていく…、自分もそのひとり…、と、しみじみ考えてしまった。

震災をテーマにした、「たくさんのゼロから生まれる」…という、タイトルが胸に響く作品。
明るく、力強い、復興に向けた思いが感じられます。
オノ・ヨーコさんの作品。
地球が描かれているのですが、そこに国境がないのです。
自由で、豊かな発想にあふれるたくさんの作品を楽しみました。

博物館には他にも、那須の歴史や自然に関する展示物があれこれありました。
昔の家の造りや、
美しい水門。
開墾の様子のジオラマ。
それぞれの人物のせりふを聞くこともできます。
出土した土器。

生物の展示もあれこれありましたが、剥製がほとんどの中、生きているこの子と目が合う。
なかなか盛りだくさんな博物館で、様々な視点から那須について知ることができます。