「ウエスト・サイド・ストーリー」 | 虹がでたなら

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ずっと楽しみにしていた映画、「ウエスト・サイド・ストーリー」。

スティーブン・スピルバーグ監督…、どんな作品に??

「ひとつになりたかった。ひとつになれない世界で」
……ニューヨーク、マンハッタンのウエスト・サイドで、対立する若者のグループ、「ジェッツ」と「シャークス」。
ジェッツの元リーダーのトニーと、シャークスのリーダーの妹マリアが出会い、一瞬で恋に落ちる。
まさに、恋に「落ちる」。
本当に、一瞬で。
そして翌日には結婚式の真似事をして、心を通わせたと思いきや、ジェッツとシャークスの決闘が始まり、悲劇へと…。
なんて濃厚な数日間。
2人の恋と、若者たちの争い…、展開が早く引き込まれる。
冒頭、ジェッツの男性たちが徐々にステップを始め、踊りになっていくシーンからワクワク。
とにかくダンスがかっこいい。
ダンスパーティーで、青ベースの衣装のジェッツの仲間と、赤ベースの衣装のシャークスの仲間がダンスで張り合うシーンは特に迫力。
マリアの兄の恋人・アニータのダンスが特に情熱的でかっこ良かった!
なじみのある名曲の数々も素敵。
映像も美しかった!
マリアが住んでいる住宅街の、建物の趣と、壁と壁の間につるされた洗濯物の風景が特に印象的。
さらに、決闘が始まるシーンの、上から映した影の映像が心に残りました。