「東京會舘とわたし」辻村深月「東京會舘とわたし」とても温かく、素敵な物語。大正から平成まで、東京會舘を舞台に、そこで働く人、訪れた人たちのいくつかのお話。東京會舘で働く人たちの仕事に対する誇り。そんな人たちに迎えられる幸せ。東京會舘での出会いがたくさんの奇跡や救いや希望を生む…。人と人との出会いの素晴らしさがしみじみと伝わってきます。東京會舘で食事をしてみたくなって、行ってみましたが、テーブルにはどれも予約席の札が…。いつかゆっくり過ごしてみたいな。