坂田一男 捲土重来 | 虹がでたなら

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土曜日、DRUM TAOを観たあと、東京発のバスまで時間があったので、東京ステーションギャラリーで開催されていた坂田一男さんの展覧会を観てきました。
「キュビスム以降の抽象絵画の展開を核心で理解し、その可能性を究極まで推し進めた画家」…と紹介されています。
形と、線と、色。
単純なようで複雑。
分かるようで分からない。
その分からなさが面白い。
好んで描いたという、壺や手榴弾。
金魚鉢。
鯉のぼりも登場。
内部に別の空間をもった筒状の物体を描くことで、画面の中に別の空間を取り込んでいるのだという…。
確かに、平面である絵の中に、何か不思議な奥行きや膨らみを感じます。
絵の表現の可能性の大きさを感じました。