映画「蜜蜂と遠雷」 | 虹がでたなら

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原作を読んで、映画化してほしい、登場する曲のCDがあるといい…と願ってきましたが、ついに映画に!
恩田陸さん原作「蜜蜂と遠雷」。
新人ピアニストの登竜門といえるコンサート。
ピアノを愛し、ピアノに人生を捧げ、計り知れない努力をしているピアニストたち。
第一次予選から第三次予選まで、何日もかけて人数が絞られていく…。
競い合いながらもお互いの才能を認め合い、刺激し合い、さらに成長をしていく若者たち…。

松岡茉優さん、松坂桃李さん、森崎ウィンそん、鈴鹿央士さんらが、原作のイメージにぴったりで、皆さん素晴らしかったです!
ピアノを弾くときの緊張感や、喜びに溢れる表情…、繊細な変化が見事でした。
松岡さんは、最後の曲を弾き終えたときの腕の動きがすごかった。
やりきった感。
思わず真似してみてしまった。
森崎さんは、夢を語るときの生き生きとした表情が素敵で、説得力がありました。
そして新人の鈴鹿さんの輝きといったら!!
ピアノを弾くことが楽しくてたまらない塵そのもの。
キラキラとした表情がなんとも可愛らしかった!
映像も美しかったし、演奏も楽しめました。