「バジュランギおじさんと、小さな迷子」 | 虹がでたなら

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インド映画、好きなので、期待して観に行きました。
「バジュランギおじさんと、小さな迷子」
もう、面白くて、感動して、最高でした!
パキスタンの山の村に住む少女シャヒーダーは、言葉が話せない。
心配した母親は、シャヒーダーを連れてインドのイスラム寺院に願掛けに向かう。
そのときに、母親とはぐれてしまうシャヒーダー。
街で、ハマヌーン神の熱い信者、パワンに出会う。
パワンはシャヒーダーを助けようと警察やパキスタン大使館に行くのだけれど、取り合ってもらえず、自分でパキスタンに送り届けることにする。
正直で曲がったことが嫌いなパワンは、数々の困難に見舞われるけれど、シャヒーダーを助けたいという真っ直ぐな思いが出会う人たちを巻き込み、 少しずつパキスタンの母親の元に近づいていく…。

まず、冒頭のパキスタンの山の美しさに心を奪われる。
そして、シャヒーダーの可愛らしさに癒される。
母親とはぐれてハラハラ。
インドのお祭りの踊りにワクワク。
パワンを中心にした群衆の踊りは、迫力があり、振付がDA PUMPもびっくり?なダサカッコイイ動き。
ラ・ラ・ランドのオープニングに負けないくらいのインパクト。
ここまでで、すっかりこの映画の世界に引き込まれました。
パワンと婚約者の信頼関係も素敵。
パワンとシャヒーダーのパキスタンへの旅は、スリルと笑いとたくさんの人の優しさにあふれ、心温まります。
そして、終わりの方は、涙、涙、涙…。
幸せの涙。
たくさん流れる歌も印象的で、それぞれ歌詞が胸に響きます。
3時間近い物語があっと言う間。
本当に素敵な映画でした。