「ロミオとジュリエット in Cinema」 | 虹がでたなら

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熊川哲也Kバレエカンパニーの「ロミオとジュリエット in Cinema」を観てきました。
映画館で観るバレエ。
料金は2500円。
クリアファイルがもらえましたよ。

バレエをこうして映像で観ると、本当に細かい動きや表情がよくわかって、バレリーナの表現の豊かさに感動します。
台詞がなくて、体だけで物語を伝えるのですからね…。
ジュリエット役の浅川紫織さんは、指先まで柔らかで美しい。
うつ伏せた状態で背中の震えで悲しみを表現する場面が印象的でした。
ロミオ役の宮尾俊太郎さんは、鍛えあげられた筋肉に見とれました。
ものすごいジャンプをするのにそれがとても軽やかで、着地がふわり。
ほんと、バレエの動きは人間離れしています…。
どれほどの努力があることか…。

ロミオとジュリエット…というと、ニーノ・ロータの切なく美しい曲を思い出しますが、音楽は全く違う曲。
舞踏会の場面で使われた曲は、Kバレエカンパニーのクレオパトラで使われた曲と同じような…。
すごく耳に残るメロディ。
Kバレエカンパニーのテーマ的な曲なのか?…。

バレエの優雅さ、美しさ、みんなでぴたりと揃える正確さ…。
本当に素敵です。