運慶に、ときめく | 虹がでたなら

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このチラシを見たときからときめいていました…運慶展。

土曜日、東京国立博物館で見てきました。
土曜日は8時まで開館していたのでゆっくり見られた。



入口にあるポスター。
心を見透かされそうな無着菩薩。
強い意志を感じる制多伽童子。

もう、写真だけでその迫力に圧倒されましたが、本物はもう、本当にすごかった~‼
今にも動き出しそうな勢いのある仏像。
衣装の襞には風を感じました。

表情が生き生きとしています。
800年以上も前の作品とは思えない色彩。

この大日如来坐像は足利の光得寺にあると知ってびっくり!

八大童子立像は、特に美しかった…。

利発そうな顔。
ちょっと生意気そうな強い眼差し。

42年ぶりに12体が揃ったという十二神将立像はユーモラスでした。

それぞれ頭の上に小さな動物がいるのです。
子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥。
表情もそれぞれの動物っぽい。
楽しくて何度も回ってしまいました。

それにしても、こんなに素晴らしい像を彫った運慶という人はどんな人だったのか…。
どんな姿でこれらを彫っていたのか…。
運慶という人がもっと知りたくなりましたか。