「ジヴェルニーの食卓」マティス、ドガ、セザンヌ、モネ…。印象派を代表する画家たちの物語。身近にいた人たちを語り手として、画家との関わりやエピソードを描いていく…というスタイル。どこまでが本当で、どこからがフィクションなのかは分からないけれど、美術館で働いていた原田マハさんの文章には説得力があって、それぞれの画家を身近に感じることができます。こんなふうに、画家の人柄を垣間見ることができると、絵を見る楽しみや味わいも深まります。最近、とても気に入っている作家さんです。