国立西洋美術館で開催されているモネの展覧会。
「国立西洋美術館×ポーラ美術館 モネ、風景をみる眼-19世紀フランス風景画の革新」
モネの「眼」の深化を、自分の眼で…と。
自然、風景、木、花、建物…。
様々な題材の中にあふれる光。
光って、いったい何だろう?…と、改めて考えてしまいました。
「ジヴェルニーの積みわら」
やわらかな陽射しとのどかな雰囲気があふれています。
「セーヌ河の日没、冬」
奥さんが亡くなってしばらく失意の状態だった後、やっと筆をとったという作品。
じんわりしました。
「雪のアルジャントゥイユ」
雪景色は、しん、とした気持ちになれます。
雪を踏む足音が聞こえてきそう。
「国会議事堂、バラ色のシンフォニー」
空の中に描かれた波のようなグルグルしたラインが、リズムを感じました。
優しい花の色に癒されます。
そして、他の作家の絵もあちこち取り混ぜて展示されていたのですが…。
ゴッホ「ばら」
そして、ピカソ「海辺の母子像」
この2人の絵は、さすがの存在感。
際立っていました。
優しく温かい作品がならび、あふれる光にひたりながら穏やかな気持ちになれる展覧会でした。
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