この展覧会は「愛」がテーマということで、まさに!愛があふれる絵ばかり。
温かい気持ちになります。
最初の奥様であるベラさんの写真がたくさんありましたが、美しい!
幸せだったことでしょう…。
そして、亡くなられた時は、本当に悲しかったことでしょう。
一緒に空を飛んでいる絵が、「天にのぼるような」2人の幸せがあふれていて特に心に残りました。
そして、「ダフニスとクロエ」という物語の挿絵が、物語のあらすじとともにずらずらずらっと展示されていました。
幼なじみの2人が、恋をして、あれこれあれこれ乗り越えて、最後にはめでたく結ばれるお話。

幼い2人は恋を育む方法がわからない。
エロスの神が、「恋にきくのは、相手と口づけしたり、裸で添い寝をしたりすることだ」…と教えるのですが、添い寝をしてもどうしていいのかわからない。
すると、ダフニスに目をつけていた?人妻が、ダフニスに手ほどきをする…なんてシーンがあるのですよ。
こんな大人のエロスなお話も、シャガールの手にかかると、なんだかほのぼのほほえましい感じに見えてしまうから不思議。
そして、松本市といえば、草間彌生さんの出身地です。
…というわけで、この美術館には、草間さんの作品もたくさん展示されています。

不思議ワールド。
楽しい。
鏡が張り巡らされ、万華鏡のような部屋。
窓を覗くと、万華鏡の中に自分の顔が果てしなく…。
うわっ!!
…びっくり。
ナルシーな人にはたまらない!?
街を歩いていて…「何このバス!?」…とおもわず写真を撮ると、何とこれは草間さんデザインの「クサマバス」ですって!

世界に1台しかなというバス。
出会えてラッキー!!