この映画の感想を一言で言うと、
「勉強になりました」。
衛星はやぶさの仕組みや目的、働き、そして宇宙について、あれこれ趣向を凝らしながら分かりやすく解説しています。
学校で子どもたちに教える、という場面設定だったり。
宇宙教室で子どもに実験をさせたり。
宇宙マニアの子どもに語らせたり。
なるほど、なるほど…という感じです。
教育テレビ(今はEテレか!?)を見ているか、子ども総合科学館にいるかのよう。
そしてその中に、研究者同士の関係、親子間の感情、夢を持つことの大切さなどを織り込み…。
大人にもちゃんと考えさせる。
宇宙…というテーマを前にしては、もう「はは~っ」…とひれ伏すしかない…という気分。
すごいもん、宇宙。
自分の小ささを思い知る。
そんな小さな自分が今かかえている、ある思いは、宇宙からすればほこりにもならない、目にも見えないことでしょうが。
自分にとっては、宇宙よりも果てしないと感じるのですよね…。