ダ・ヴィンチ ミュージアム | 虹がでたなら

虹がでたなら

わくわく・どきどき・しみじみ…なものたち

日比谷公園でこんな美術館を見つけ、寄ってみました。
虹がでたなら-2011013114460000.jpg

ダ・ヴィンチ…本当にすごい人です。

知性と感性と技術と、そして好奇心と行動力、創造力でできた人。
改めてその偉大さを感じました。

ダ・ヴィンチの作り出したものが、再現されて展示されています。
飛行機から自転車、戦闘に関する物、楽器まで…。
その興味は、本当に多岐にわたります。

人体をこっそり解剖して描いた絵の精密さ・美しさ。
「最後の晩餐」の壁画の中の計算、あの絵に至るまでの人間観察。

驚くことばかり。

そして今回の展覧会では、調査により明らかになった、描かれた当初の「モナリザ」が再現され、そこからわかった25の謎について解説されています。

長年に渡る補修やニスの変化により、いろんな部分が変化してしまっているのだそうです。

モナリザは、最初は眉や睫毛があった…とか、
目頭付近に見られるおできのような物は、当初はなかった…とか…。

一番驚いたのは、その色彩です。
今の絵は、全体的にくすんだ印象がありますが、
当初は、もっと鮮やかな色なのですよ。
ラピス・ラズリという美しい空の色。
モナリザの肌の色も艶めいて、胸元や手もふっくら見えます。

色で、こんなに印象が違うものなのだ…とびっくりです。

ダ・ヴィンチが考えたいろんな機械を、実際に動かしてみることもできます。

ふらっと寄った展覧会でしたが、思った以上に楽しめましたニコニコ

あちこちにちりばめられていたダ・ヴィンチの言葉の中で、心に残ったのは…。
「私は実際に行動することの大切さを痛感している。
知るだけではいけない。
知識は活用しなければ。
意志だけではいけない。
行動しなくては。」

行動しなくては!!