金曜日のことです。
朝、職場の水槽を覗くと、水底に、何やらタニシが集合しています。
体を伸ばしたり、寄り添ったり、中には他のタニシの上に乗っているものもいます。
同僚たちと、
「これって発情期!?」
…と盛り上がりました。
そして見守っていましたが…、
決定的な出来事は起こることなく、そのうちにタニシたちは四方に別れていきました。
するとそれから…
タニシたちが、水槽の壁を次々と登りだしました。
そして、口から舌のような物を出して、水槽をペロペロなめながら登って行きます。
あっちでもこっちでも!
今までも、バラバラに水槽をなめていることはありましたが、こんなふうに揃って…というのは初めてです。
週末の一斉清掃を始めたかのようです。
するとさっきの集合は、そうじ分担を相談して、準備体操をしていたのかな??…などと、同僚と、結構真面目に分析しました

そしてこの後、びっくりする場面を目撃

一匹のタニシが、糞らしき白い排泄物を出しました。すると、他のタニシが近づいて来て、二匹で協力?して、その排泄物を食べ始めたのです。

よく見ると、他のタニシも、出した排泄物は、ちゃんと食べてきれいに片付けていました。
水槽をそうじするだけではなく、自分の排泄物まできれいにするタニシ!
立派です。
水面まで、そうじが終わったタニシ。

お疲れ様~っ、と声を掛け合っているかのようです。
タニシがこんなに面白い生き物だなんて知りませんでした!