こんにちは。
たった1杯の味噌汁から体質が変わり、
思考が変わり、行動が変わり、
そして未来が変わる。
新米ママの食卓革命の岸本ひろみです。
一昨日、直木賞作家の及南アサさんのベストセラー小説「しゃぼん玉」を映画化した同名の映画を観ました。
私がどうして「心の居場所」と「料理」に特別な想いがあるのかを表現してくれたような映画でした。
通り魔や強盗傷害を繰り返す無軌道な若者いずみが逃亡先で偶然出あった老婆たち(スマ)との交流を通し変わっていく物語です。
いずみは複雑な家庭環境で幼い頃から「帰る家」はありません。まるでしゃぼん玉のように生きてきたいずみ。
しゃぼん玉はそこに留まりたいと思っても、地面についた瞬間に消えてしまいます。だから風に吹かれて漂うしかありません。
逃亡中の偶然でスマのいる宮崎県椎葉でいずみは「心の居場所」を見つけます。
ここは自然豊かな山深い村。
スマが作る手料理、
ご近所の婆ちゃん達が持ち寄る手料理、
もう一度人生をやり直そうと決意し警察に出頭するいずみにスマが持たせた大きなおにぎり
と、このお話の中にはいろんな料理が出てきます。
いずみという青年の過去の出来事をなんとなく知りつつも、見守る姿や許そうとするスマの母のように包み込む愛情と、
シゲ爺の父親のような厳しい愛情がいずみの心に料理ともに沁み込んでいきます。
人生をもう一度やり直したいといずみに思わせたのも、三年の刑務所暮らしを支えたのもこのスマやシゲ爺を始めとする村人の無垢な優しさだったことは想像に難くありません。
そして3年後、刑期を終えたいずみが真っ先に向かうのはスマやシゲ爺のいる宮崎県椎葉です。
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そこには変わらずあたたかい灯りのともったスマの家がありました。
この家のあたたかい灯りが私は大好きです。
私には主人公のいずみの繊細さと粗野に揺れる若者の心の揺れに思い出すことがあります。
それは私が中学校で勤務していた時に出会った子ども達のことです。
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このミサンガはある生徒が作ってくれたもので毎日身につけていましたが、ある日、岡山へいく新幹線の中でとうとう切れました。今でも大切にしています
彼らにはいろんな事情で帰る家つまり「心居場所」がありませんでした。
お昼もお弁当はなく、廊下で集まりコンビニで購入した500mℓのジュースを飲んで空腹を紛らわしていた子ども達です。
夏休みの家庭科室で一緒にそうめんを湯がいて食べたものです。
この映画をみて、「あ~、私にとって料理は「愛」なんだ」ということがはっきりわかりました。
そして「心の居場所つくり」を大切に思っているんだと自覚できました。
「血がつながっていなくても、かけがえのない関係を築ける。彼らが信じられる人になる!」
という想いで彼らと接していたことを思い出します。
あなたの本当に大切な人はだれですか?
あなたは帰る場所はありますか?
ママってすごいんですよ!この「心の居場所」を我が子に作ってあげられるんですから!
しかもそれは我が子が一番欲している「心の居場所」なんですよ^^
躾うんぬんよりも学習塾にいくお金を作ることよりも大切で重要で大切なことだと思います。
勉強できる子にしたければ、心優しい人に育って欲しければ、まずは「心の居場所つくり」からです。
「心が安心して居られる場所」を得た子ども達は好奇心に任せ、パワーを生み出していけるようになります。
ここがすべての基盤といえるのではないでしょうか。
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