次男のことを思うと寂しい。
胸が締めつけられる。
次男小5。
別に離れ離れになる訳でもない。
むしろ真横に居る。
なのに
薄暗い公園の向こう側にポツンと立ってる。
お〜い‼️
どんどん遠くに行っちゃう気がする。
この前、友達が遊びに来たんだ。
次男は自転車に乗りながら、振り返ってニコッ!
あれ、俺にじゃなく、友達に!
あーーーーー‼️
さ み し い
当たり前なんだ。それで良い。子供の頃の俺の教えは友達100人作れ。
この感じ、長男の二分の一成人式に似ている。
あの寂しさブラックゾーンが蘇る。
見た目には分からないが、確実に青年になるところなのだろう。子供の部分が消え去ろうとしているのだと思う。それをお互いが本能で気づき、俺の役目も終わるのだと、自分自身の人生の流れの早さにさえ寂しさを感じているのだ。
よく、彼女と喧嘩したら、付き合っていた頃を思い出しなさいという。意外と思い出せるんだ。
だけど子供は違う。子供が小さかった頃を思い出しなさいと言われても、忘れちゃう気がする。
何故かって、子供は死んでも守らねばならないという本能は、子供が小さいうちしか発揮されないと思う。子供が成長すると、その感覚はなくなる。つまり、俺自身も変わってしまう。
子供が成長し、自然と父性本能が消えていく、そのことを感じとっての2度と戻れない自分自身への寂しさではなかろうか。
どうしていいか分からない。
とりあえず、次男におやつを買って帰ろう。