私の原点 その2 教育 ひとりひとりが大切にされること | 泉南 北村みきのブログ

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平和と民主主義を守り育てていきましょう。

みなさんおはようございます。北村みきです。
見に来てくださって、ありがとうございます😊

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私の原点 その2
教育です。

小学校高学年の時の担任の先生は、
クラスのひとりひとりを大切にしてくれる先生でした。
毎日、「元気か?」と声をかけてくれました。
友だちとギクシャクしていた時も
反抗期で家族とケンカしていた時も
先生の笑顔とひとことで、
気持ちが明るくなりました。
思春期にさしかかった不安定な心が、
「今私はここにいていいんだな」
「生きていていいんだな」
と、満たされる瞬間でした。

中学校は、体罰と管理主義教育で
校則でがんじがらめ。
息の詰まる毎日でしたが、
ひとりだけ信頼できる先生がいました。
体罰も、威圧的な指導もしない、
生徒に媚びることもない、
「本当にわかりやすい授業」をしてくれる先生。
ひとりひとりを大切にしてくれる先生でした。
国語の先生で、私は得意な国語がもっと好きになりました。

転校した先の国語の先生もユニークで
当時のツッパリ生徒にも
堂々と、おおらかに接していて
小柄なおばちゃん先生だったのに
全然負けてない(笑)。
教師の力って、体格とか強制力とかじゃなくて
「人間力」なんだなあと思ったものでした。

「あなたはあなたのまま、まっすぐに伸びていけばいいんだよ」
「勉強するのは競争じゃなくて、それ自体が楽しいことなんだよ」
日々の発見をくれる先生方との出会いが、私を育ててくれました。

ひとりひとりが大切にされる教育。

いじめや体罰、差別選別。人間関係や進路の悩み。
学校って楽しいことばかりじゃなくて
つらいこともいっぱいあります。

若い命を絶つ子たちもいる。
だから私は教師になって
「命を大切にしてね。あなたの代わりはどこにもいない。あなたはあなたのままでかけがえのない存在なんだよ」
と伝え続ける存在になろうと思いました。
「人はなんのために生きるんだろう。
自分はなんのために生きているんだろう」
誰もが突き当たる問いに
一緒に悩み、答えを探す手伝いをしたい、そう思いました。
「先生は、なんのために生きているの?」
という問いに、
「あなたの笑顔が見たいから、私は生きているんだよ」
今ならそう言葉をかけてあげたい。

ひとりひとりが大切にされる社会をしたいから
今、私は挑戦しています。