延吉~取手みらいねっと -2ページ目

上野のまち

 久しぶりに上野のアメ横に行ってきました

 今日はあまりリサーチなど考えずに、ただ上野で飲みたいと思ったのですが、いつもの悪い癖が出て結局リサーチをしてしまいました。

 あまり時間がないので(行きつけのお店が早く閉まってしまうので)、取り合えず「知音」のお店と、フーズセンターのお店を冷やかして来ました。

 フーズセンターでは、チョットチャーミングな女の子がジャワカレーのパウダーを一生懸命選んでいました。曰く”これ両方ともココナッツミルクが入っていると書いていあるけど、どこが違うの?”おじさん曰く”やっ大して代わらないと思うよ。でもあの人たちは結構両方買っていくよ”つい引き込まれて私も行ってしまいました”カレーって言うけど、日本のとは違うんじゃない?”おじさん曰く”そうだよね、まあっ日本の味噌汁みたいなものなんだから”おじさんと二入でわっは!と笑っていました。

 そこで私も本題に入って、”ねえ、このベトナムの米の麺とタイのこの麺とどっちがおいしいの?”おじさん曰く”ベトナムの麺は食べたけど、さぬきうどんをもっとモッチリさせた感じだね、透き通っているし”チャーミングな彼女曰く”このタイの麺も食べたけど同じ様な感じ”あっそうなんだ!!と言うことで、今日はタイの麺を買ってきました。(値段も安いし)

 私にとっては上野はアジアです。アジア人が生きていて、そうしたお店もあるし、なんか居心地がいいまちですね。

 ところで、こないだから仲良くなった鳥やさんがいるんですが、鴨を買って料理したいと思っていろいろ相談しています。今日言われたのが、その店は台湾の鴨なんですが、隣の店は福建の鴨なんです。”同じ鴨でも全然違うらしいよ、料理の仕方も違うみたいだし”といわれてしまいました。今度はその辺を良く調べて行きますと言って、帰って来ました。

 再見!!

 

日中省エネルギー・環境総合フォーラム

日中省エネルギー・環境総合
    フォーラムに行ってきました

 5月29日に上記フォーラムに行ってきました。私たち一般人は午前中の大臣や大臣クラスがスピーカーのところには参加できず、午後のテーマ別講演に参加してきました。(それでも入り口では金属探知のゲートを潜らされましたが)

 参考までに参加者(午前の)を紹介すると
日本側 二階経済産業大臣、小池環境大臣、
     千速日中経済協会会長
中国側 薄国家商務部部長、王駐日特命全権大使、
     姜国家発展改革委員会副主任
でした。

 テーマ別講演では、ほとんどが「資源エネルギー関係」「先端技術関係」の技官や審議官レベルの報告・講演で結構門外漢の私には難しかったですが、かなり参考になりました。メモを取るだけで結構疲れましたしね。
 勿論中国の人は中国語ですが、同時通訳のイヤホーンが全員に配られましたから、大丈夫。

 
このフォーラムは、直接的には2010年の京都議定書目標達成年次までに省エネルギー等によってCO2削減を達成するために、日中両国が協力し合うことを目的にしていました。

 日本側の事情は、2010年までに京都議定書のCO2削減目標を国内対策では達成できないため、京都メカニズムCDM(クリーン・デベロップメント・メカニズム)
によって達成したいということです。

 (CDM=京都メカニズムと言われ、先進国が途上国等に投資し、相手国のCO2 削減計画に技術・開発・人材養成等の協力をした場合、その貢献度?によって 先進国にCO2削減量がカウントされる仕組み)

 中国側にもある事情があります。それは急激な経済発展の中で都市部と西部や東北地域などとの格差が拡大してきた事。こうした地域に予算を重点配分するには、国家財政が厳しく、他の投資に外国の資金を必要としている事。

 また、今後安定した、持続的な発展可能な経済政策に改革していく場合でも、電力等のエネルギーが不足する事は目に見えています。現在の化石燃料=火力発電=に大きく依存しているエネルギー源を急いで改善する必要があること。それには、火力発電所の脱硫技術の向上、石炭の液化燃料化、新エネルギー技術の開発向上といったことが大雑把には考えられているようです。

 こうした技術では日本はかなり進んでいます。
 1960年代に企業の垂れ流す”公害問題”が企業の社会的な責任を問う厳しい批判を受けました。それに対応を迫られて技術開発が進んできました。

 こうした両国の”利害”の一致の元に今回のフォーラムが開かれました。

 その後の報道記事や経済産業省のニュースリリースを見ていると、京都メカニズムを実行するための政府クレジットが各省に示され国会でも審議されているようです。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)を通じて、中国との様々なプロジェクトを推進していく取組が進んでいます。

 人類が地球環境の破壊者(オゾン層の破壊がその典型的な例)で終わるのか、それに歯止めをかける理性を発揮できるのかが、京都議定書のCO2削減目標達成には各国が問われてくると思います。アメリカは世界最大のCO2排出国でありながら(現在は2位?)、京都議定書への署名を拒んできました。世界各国の真剣な取組の前で、孤立化していきそうですね。

 最近日中韓で物流の省エネルギー化に関する会議も行われており、東アジアの3国がこうした共同の取組を強める事は、アジアの将来に対してよい事だと思います。

 こうした機運にも後押しされて、日中の友好交流がもっと活発になっていくと良いですね。
 延吉・延辺のみなさん、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

再見!!

Lenovo ThinkPad in Yodobashi-Akiba

Lenovo ThinkPad in Yodobashi-Akiba

この頃サボリ癖がついて、どうもBlog作成が遅くなっています。情報もやや陳腐化してきますので、注意しないとm(_ _)m

5月23日にチョット秋葉に行ってきました。
目的は勿論ThinkPadの動向です。

 どうしても足が先ずソフマップや中古品のお店に・・・
 一時全く姿がなくなったIBM純正のThinkPadを少し見かけました。思わず手が出そうになったのですが、先立つものがなく断念。

 そして、いよいよしょうがなく・・・Yodobashi-Akibaへ(確かこの前の記事でYamadadenkiと書いてしまったように思います)

 そうしたら”あるわあるわ Lenovoのコーナーが出来ていました。21日の東京駅のイベントに出ていた機種はすべてありました。カタログがチョット増えていたので、それも貰いました。

 チョット嫌らしいとは思ったのですが、カタログを見ながら夫々をチェックしていると、横で同じように価格表でチェックしている人が・・? おお!!
そうだと思い声をかけました。案の定メーカーの人でした。

 
(そういう目で店内を見てみると、そこにもここにも”入店証”という札を下げた人が居ます。さすがに超大型量販店が秋葉に出店したのですから、メーカーも力が入っているんでしょうね)

 前回記事の訂正ですm(_ _)m

1)純正IBMとLenovo製との見分け方
 Lenovo製にはすべて指紋認証システムが標準装備してあります。キーボードの右下にUSBの口を平べったくしたようなセンサーがついています。

 
ついでですが、指紋認証はその精度が問題で、あまり精度が高すぎると”汗や傷”でも認証してくれなくなります。低いと”よく似た指紋の他人を認証してしまうかも”そこでメーカーの”おにいちゃん”に質問。”どの程度?”と
 おにいちゃん曰く”そういわれても説明しづらいけど、親指が一番安定しているので、自分の場合はゆっくりこするようにすればほとんどOK! 早すぎるとダメな時もあるけど”でした。まっあまり追求して”他メーカーの営業妨害などと勘ぐられ”ても嫌なのでその辺で引き下がりました。


2)価格の問題
 1~1.5割くらい高めでは?との当方の問いに、曰く”指紋認証が標準装備だから、その位にはなってしまいます”でした。

 
これもチョット腑に落ちない、センサーとソフトだけだし・・・と思ったのですが、これも上記と同じ理由で引き下がりました。

   思わぬ収穫が!!

 店内を歩いているとおお!Vordafoneのブースがあります。

 そこで幾つか質問をしました(チョット太目ですが目が大きくてチャーミングな女性でした)

1)ソフトバンクはいつから本格的に商売を展開するのか。
 チャーミング娘曰く”10月から社名変更で”ソフトバンクモバイル?”大きなSalesイベントがあると思う。”(もしかすると他社からの乗り換えは機種&手数料で タダ かも知れませんね、だってADSL参入の時は、駅前などでYahoo!BBのモデムを配っていましたからね)

2)問題の番号の相互乗り入れは本当に11月から?
 曰く”すでにそれ対応の端末を作っているので間違えないと思う”でした。

 
それからD社の悪口だの(念のためこれは私が言いました)、ノキアのデザインは今一だの、映画「マトリックス」で出たボタンのところが”シャット”出てくるやつカッコ良かった。事実それから”あんな携帯はないの?”との問い合わせがあったそうです。仕事時間と言うのに二人で盛り上がっていました。

 次の注目はソフトバンクのD社攻略、K社の対応等ですね。

再見!!
  
  


Lenovo製ThinkPad(旧IBM)が日本に初お目見えイベント開催!

Lenovo Japan 1周年記念イベント in 東京
 Lenovo Japan in Tokyu Lenovo製ThinkPad(旧IBM)が日本に初お目見えしました。 (写真をクリックするともう少し大きくなります)

 
3月27日に北京でLenovoのお店をリサーチしましたが、その時は中国でも北京と大連、上海しかThinkPadはでていないと言われました。
 そして、かなにIBM純正のThinkPadより高かったです。

 今回はLenovo Japan 設立1周年記念イベント(Lenovo と Intelの共同開催)と言っていますが、会場にはThinkPadしかなく、明らかにそのキャンペーンだということが判ります。

 東京、名古屋、大阪で開催するとのことでした。

Lenovo Japan のイベントサイトの紹介です。
http://www-06.ibm.com/jp/ld/1st/

Lenovoはご存知のように元Legendで、この会社は中国科学院の有志が立ち上げ、科学院が出資しているパソコンメーカーです。世界でも有数のメーカーになりました。そして昨年だったかIBMがノートパソコンの代表的な製品であるThinkPad部門を赤字を理由にLenovoに営業部門も含めて売却しました。

 私はそういうITとかいった業界にいるので注目していましたが、なかなか動きがわからず
、延吉に行ったときも帰りに北京でリサーチしたところ、Lenovoのお店に出ていました。
 ”買うような顔をして、値引き交渉をしましたがかなりまけるようでしたが、それでも日本に帰り、IBMのサイトで比較するとかなり高めな感じでした。

 多分アンテナショップ的に北京、大連、上海で市場調査をしていたのではないかと思います。

 21日の日曜日にイベント会場に見に行ったのですが、かなり安い設定になっていました。それでもチョット高めという感じはぬぐえませんでしたが。

 Lenovoのサイトと日本の価格.COMのサイトを比較してみてください。

 kakaku com
http://www.kakaku.com/sku/price/002003.htm

です。

 延辺の日本人会のハイキングのイベント情報は、参加した私の友人からも「延辺日中文化交流センター」のWEBからも拝見しました。

 これからは、暖かくなってくると思いますが、延辺のみなさんお元気でお過ごしください。

 日本の中国企業情報でした。

 再見!!

 
 

アメ横から麺が消えた??

 この記事を載せる前にゴメンナサイ!!管理者のミスで何回か「コメント」欄に風俗営業らしきコメントが出てしまいました。コメントをいろいろいただきたかったのでオープンにしておりましたが、チェックが行き届かず、数時間にわたってそうしたコメントが露出してしまいました。気が付き次第削除しましたが、ご迷惑をおかけして申し訳ありません。これにこれに懲りずにこのBlogをご覧頂ければうれしいです。今後の管理を工夫して行うようにいたします。敬具  

    アメ横から麺が消えた??

 
昨日はチョット別件の仕事でお昼頃に高田馬場へ!結構打ち合わせがスムースに行って(要するに私のおしゃべりが少なかったから)14時頃にはフリーになりました。そこで以前からの懸案事項の調査へ・・・。調査に行く途中で、チョット寄り道を(時間もあることだ)と思って、久々にアメ横に行きました。
 そこでビックリ!!
 いつも行くエスニックのお店や朝鮮族関係のものがいろいろあるお店を覗いたのですが、麺が無い!!あったのはとうもろこしの麺だけでした。
 冷麺用の麺がどこにも店頭に無いんです!お店の人に聞いても何やら訳ありな顔なんですが教えてくれませんでした。それでも一応”今年は農産物の出来があまり良くないけれど、だからといって麺がなくなるとは思えない”程度の事は行言っていました。どうしたんでしょうかね?

 誰か事情を知っている方がいらしたら”ソット”でも良いですから教えて頂けませんか??!!
 

 

延吉市人民政府投資・貿易説明かに参加しました

延吉市の代表団による

投資・貿易説明会



 4月19日に延吉市人民政府による「投資・貿易説明会」に行って来ました。場所は恵比寿のガーデンプレイスタワーでした。



 私は今まで数回この種の「投資説明会」に行っている経験があるのですが(だいたい省規模のもので、仕事の関係上北京周辺や上海周辺の地域の省が多かったですが)、今回の延吉の代表団には非常に好感を持ちました。


 

 なぜかと言うと、大体「説明会」に来る人はその地域の副省長クラスまでで、「説明会」では本当に説明するだけで”質問”なんか出来ないし、いざビジネスパティーで名刺交換し、質問しようとすると、大体その種の”偉い人”は出てきません。



 いろいろ聞きたいのにチャント答えて貰える人が”いない!”これではただ”資料の収集程度の意味しかない”と言った感じを受けていました。



 だから今回もあまり”期待”していませんでした。”まっ資料を得るだけでいいや”というのが私の本音でした。(交通費以外ビジネスパーティーを含めて当然タダですしね。そして大体がホテルニューオータニの大会議室で(どうも気取ったところで貧乏性の私には合いません)、パーティーもその宴会場というのが定番。



 ところが、今回はまあ市レベルということもあるかもしれませんが、しかし延吉市は朝鮮族の延辺自治州の州都です=人口40万人位でしたよね(13億位の人口の中国ではごく田舎の都市ではあるのでしょうが、日本の私が住んでいる取手市は人口11万人チョットで市としては標準的な人口規模の市=財務省等の考え方では)私からすれば大都市ですよ。規模も50人程度の会議室で、PowerPointに基づいた資料もあまりお金を掛けていない”手作り”のものでした。



 しかし、「説明」のあとにキチンと質問時間を取り、参加者(結構貿易や延吉周辺の地理、事情に通じている人が多かったです)からの率直な質問や苦情を真摯に受け止めていました。



 そして、代表団のメンバーも市共産党委員会のトップの金永黙書記がずっと参加しており、司会が市共産党委員会の李拍龍副書記でした。私はこの種の会合で”人民政府の担当者や副責任者クラスの人には会いましたが、共産党の肩書きのそれもトップの人には会った事がなかったし、名刺など貰った事もありませんでした。



 「説明会」後の懇親会(まさに”懇親”会でした)では、チョット高級な”居酒屋さん”でしたが、各テーブルに代表団の人たちが居て、また懇親会の間にいろいろな代表団の人が回って来てかなり親密な話しや交流が出来ました(おかげでチョット飲みすぎました=だって彼らは強いし、すぐ”カンペイ!”と来るんですから)。党書記の方とはチョットしかお話できませんでしたが、貿易の担当部局?の商務局の局長さんとは飲みながらいろいろ話せました。(また、この人もお酒が強くて、25度くらいの焼酎をストレートでガンガン飲むのでさすがの私も閉口しましたが。



 私が先月の23日~26日に延吉市に行っていたと各代表団の方たちに自己紹介のついでに言うと、”なんだ声を掛けてくれればよかったのに!”"こうして知り合ってから来れば良いのに”などと言われてしまいました。非常にフランクで、真面目に交流とWin Winの関係を築きながら企業誘致や貿易拡大に取り組みたいと言う熱意を感じました。



 私は田舎者のせいか、北京や上海に行っても日本にいるのと変わりないようなセカセカした感じ(まっ仕事だからしょうがないのですが)で落ち着かなかったので、延吉や周辺の延辺地域の街や農村を見ていると何か心が癒されるような(観光でしたしね)感じで、好きになりましたが、今回の代表団と接して益々好きになってしまいました。



以下の文章は日本向け「取手みらいねっと」で延吉訪問のお勧めの文章です】


 みなさんも機会があったら是非いく事をお勧めします。
 そのかわり、彼の地では中国語とハングル語以外、英語の単語すら通じないので、初めての場合はやはり通訳が必要ですね。延辺大に留学している日本人もいるし、最近延辺の日本人会も出来ましたので、そうしたルートでアレンジしてもらえば多分安心ですよ。


 何かご質問等ありましたら、このブログの右上にあるプロフィールの私のメールアドレスか、この記事にコメントでお問い合わせください。
 よろしくお願いいたします。(商売ではないので、私の持っている情報は無論タダで提供いたしますので)

非戦・不再戦について

非戦・不再戦について


 先月延吉に行って、友人に長白山に案内してもらうマイクロバスの車窓から沢山の碑=抗日運動で日本軍に殺された人々を慰霊しているもの=を教えてもらい、自分の目で見て、つくづくと日本が冒した罪を感じました。


 私たちが今、平和や非戦或いは不再戦ということを真剣に考えることが本当の意味で日本人と中国人との信頼関係を築く基になるのではないかと実感しました。


 そんなことを考えていたら、チョット前に読んだ本を思い出しました。

坂本龍一というミュージシャンでイベントなどの総合企画なども手がけ、自身のライブをインターネットで世界同時に放送するなど大変意欲的な活動をしている方です。現在はニューヨーク在住だったと思います。


 坂本龍一監修 「非戦」という本です。以下この本の内容を紹介したいと思います。(2002年1月10日 第1刷 発行)


 「非戦」-sustainability for peace

戦争が答えではない。

全世界が切望する「希望ある未来」のために、戦争という暴力は認められない。

    世界の深い亀裂を埋める平和の種子を集めた一冊!


 (表紙をめくるといきなり次の文章が目にとびこんできます。)


しかし、もっと大事なことは、

「人を殺すな」

「生き物を殺すな」

ということです。


人を殺すテロや戦争、

生物を殺す環境破壊、

次世代を苦しめる債務や金融システム、


これらを、

どう「希望」へと変えていくか、です。


そして幾つかの写真があり


WAR

IS

OVER!

IF YOU WANT IT


HAPPY Christmas John & Yoko


というビートルズのジョン・レノンと彼と結婚した小野ヨウコのメッセージポスターです。


そして次にバーバラ・リーのメッセージ付の2001年9月14日(同時多発テロの4日後)のアメリカ連邦下院議会でのイランに対して「下院でブッシュ大統領に武力行使を認める決議」にただ一人反対した下院議会での演説が載っています。

 著作権侵害にはならないと思いますので、メッセージと演説の全文をここに引用します。


 【バーバラ・リー氏の「非戦」へのメッセージ】

この「非戦」はとても重要な本だと思います。

わたくしはいつも日本の平和憲法に

心からの敬意を抱いてまいりました。

地球全体の平和と公正のために共に力を尽くしましょう。


2001年11月20日         

                      友として

                     バーバラ・リー


バーバラ・リー アメリカ連邦下院議会での”たった一人の”反対演説


 議長-

 私は今日、ニューヨーク(WTC=世界貿易センタービル)とヴァージニア(ペンタゴン)とペンシルバニア(墜落)で命を落とし傷ついた人びとや、その親類縁者のみなさんに思いを寄せながら、悲しみに胸が潰れるような気持ちで縁談に立っています。アメリカ国民のみならず、全世界の何百万という人びとの上にのしかかるこの深い悲しみを理解できない者がいるとすれば、それはよほどの愚かか、あるいは無神経な人たちでしょう。アメリカ合衆国に対するこのような言語道断の攻撃を受けて、私はみずからの道徳的指針と良心と神の導きを求めずにはいられませんでした。


 9月11日は世界を変えました。

 いま私たちの心は、底の見えない恐怖がまとわりついています。それでも軍事行動が合衆国に対するさらなる同時テロリズムを防止できるとは、私にはけっして思えません。大統領による戦争遂行に議会決議など必要ないことを議員一同承知のうえで、なおかつ私たちはこの武力行使決議を採択するのでしょう。


 しかし、反対投票がいかに難しくとも、私たちのだれかが自制を唱えなければなりません。一歩下がって、今日とる行動の意味をじっくり考えてみよう。それがどんな結果をもたらすか、もっと十分な理解に努めようと、私たちのだれかが声を上げなければなりません。これから行うのは従来の戦争とはちがいます。いままでのような対処のしかたは通用しないのです。


 私はこれが悪循環を引き起こし、手に負えなくなるのを見るに忍びません。今回の危機には、国家安全保障、外交政策、社会の安全対策、諜報活動、経済、そして殺人といった多くの問題がかかわっています。だとしたら、私たちの対応のほうも同じくらいに多面的でなければなりません。


 私たちは結論に飛びつくべきではありません。すでに罪のない人びとがあまりにも大勢亡くなりました。わが国は喪に服しています。もしも攻撃を急いだら、私たちは女性や子供をはじめ、数多くの非戦闘員を戦渦に巻き込む危険を冒すことになるでしょうう。また、残忍な殺人者たちによるあの凶暴きわまりない行為への腹立ちまぎれに、アラブ系アメリカ人、氏スラム教徒、南アジア出身者その他の人びとすべてに対し、人種や宗教や民族を理由とした偏見を煽るようなこともあってはなりません。


最後に、私たちは終結への戦略を限定的な目標ももたずに泥沼の戦争をはじめないよう注意すべきです。過去の過ちをくり返してはなりません。1964年、連邦議会はシンドン・ジョンソン大統領に対し、敵を撃退してさらなる侵略を食い止めるため、「必要なあらゆる手段をとる」権限を与えました。それによって本議会は憲法上の資格を放棄し、長年にわたるベトナムの戦線布告なき戦争へと国の進路を誤らせたのです。


 そのとき、トンキン湾決議に反対したわずか二人の議員の一人であるウェイン・モース上院議員は次のように言明しました。「歴史はわれわれが合衆国憲法をくつがえし、骨抜きにする、将来世代の人びとが、いままさに歴史的過ちを犯そうとしているこの連邦議会を、当惑と大いなる失望をもって振り返るであろうことを、私は信じるものです」


 モース条上院議員は正しかった。

 そして私たちも今日、同じ過ちを犯そうとしているのではないでしょうか。私はこの結果が心配です。その投票については本当に思い悩みました。けれども今日、ワシントン大聖堂における痛ましくも美しい追悼ミサの中で、気持ちが固まりました。牧師の一人がいみじくもくお語られたのです。

 「行動に際しては、それを受けて自分が嘆くような悪をなすことはやめようではありませんか」とー。


 議会でも孤立し、9.11同時テロで国内が騒然となり、就任したばかりのブッシュ大統領はアルカイーダのテロと断定して、2001年10月6日にはB-2爆撃機が米本土を出発、10月7日にはブッシュ大統領が上記9月14日の議会決議を背景に、テレビ演説でアフガニスタンへの武力行使を発表しました。これはアルカイーダを匿っているというアフガニスタンから軍事力で排除するとしてアフガン戦争がはじまった。

 そして勝利を勝ち取ると、”世界でテロを擁護している国=悪の枢軸国(イラク、イラン、北朝鮮)として、この三国を非難し、大量破壊兵器を所持しているとしてイラク戦争をはじめた。

 しかし、現在アメリカの裁判所で”イラクが大量破壊兵器を所持しているという情報はブッシュ大統領も了解していた?”情報操作”だったとの証言がなされている。


 こうした狂乱状態といった戦争支持の雰囲気の中でのリー氏の反対討論には、本人自身の大変な勇気と良心に基づく行動規範で自分を制御できる強さが感じられます。

 私には多分まねもできないでしょう。

 だから、そうした”狂乱状態”になりそうな兆しが見えたら、いち早くその”芽をつむ”よう努力しなければならないと常日頃思っています。


長くなってしまったので、内容紹介はまた次にしたいと思います。


再見!!

中国麺試食会報告

                    中国麺試食会報告



結論的には麺は圧倒的に延辺製に支持がありましたが、スープは賛否両論でした。


 お店の営業時間内にやってもらった関係上(厨房も狭いし、私は飲んで・話して ・歌ってと全然働かないし)と言うことで、実際に試食した麺は、茶?(字がありませ ん)麦冷面(色の一番濃いやつ)とソウルで買ってきた冷麺との二種類を比較するよ うになりました。


 スープは延吉の友人が送ってくれた2種類とソウルで買ってきた麺についていたもの (これはかなり辛いやつ)でした

 はじめに試食会をしてくれた居酒屋のマスターともう一つ私が常連の元寿司職人の 居酒屋のマスターと私との3人で麺、スープを各々食べ比べて評価していました。


 ここでの結論は、麺は3人とも延辺製が良いと言うことでしたが、スープが日本人好み ではない(たまに食べるのは良いけれど、2~3日に一回食べたいとは思わない)と 言うことでした。


 そのうちにその居酒屋さん「力ちゃん」と言いますが(私の「取手みらいねっと」 で紹介している店、元寿司職人のお店は「季節料理 鷹」でやはり紹介しているお店です)の常連さんたちが集まりだし、いろいろな意見が出ました。意見を大枠で言えば”賛否真っ二つ”と言った感じでしたが、面白かったのはある人が林さんが送ってくれた甘めの スープとソウルで買った辛目のスープを自分で勝手にブレンドして”これは美味 い!”と言っていたことでした。


 それから3種類のスープをいろいろブレンドしたりしながら、ワイワイ・ガヤガヤ やっていました。

 
 さて、中国の東北部の麺やスープをどうすれば日本人が好んで食べたりでき、文化交流に繋がっていくのでしょうか??


 チョットもう少し試してみたい気にはなりましたね。


 いろいろご協力いただいたみなさまありがとうございました。また延吉のみなさん、是非いろいろアドバイスをしてください!!よろしくお願いいたしますm(_ _)m


※この中国麺試食会報告の文章は、「延吉~取手みらいねっと」と"ブックマーク”にある日本の「取手みらいねっと」と  同じ文章にしてあります。


今日(4/9)日本の居酒屋で中国麺の試食会開催

   今日(4/9)日本の取手市の居酒屋さんで中国麺の試食会をします


 本日午後4時頃から(日本時間)日本の茨城県取手市の親しい居酒屋さんで、延吉の友人からお世話になって送っていただいた、ご当地の麺の試食会をします。

 ついでに、私が作った「宮廷料理」鶏の足(味は庶民的)も出品します(家の女性軍は誰も食べてくれなくてあまってしまった為)香りは良いと言ってくれたのですが、形を見て”ゲテモノだよ”だって(xx)

 結果は明日にでもご報告します。(今日は私も遅くまで居て、若しくは酔いつぶれて記事が書けないと思いますので)


 乞うご期待!!

延辺の料理店に行ってきました

                     上野の延辺料理店



 昨日、久々に家族が(女性4人、男は私だけ)揃ったので、みんなで上野で食事をしてきました。

 上野にある延辺地域の料理店です。内装が全く変わっていました。私が最後に行ったのは2~3年前だったと思いますが、そんなにキタナイとは思いませんでしたが、兎に角内装が一新されていました。

 畳のところと、そこの壁にあった大スクリーンがなくなって、全部4~10人程度の椅子席でパーティションで区切られた感じになっていました。壁も張り替えてあったし、キレイになっていましたよ!


 ママさんは同じ人で、親切でした。私たちのような日本人だけのグループも来ていて(以前は殆どが中国人?=中国語でした)そして大スクリーンには韓国のライブなどが流されていましたが・・・客層が少し変わったのでしょうか。それに合わせて内装も変えたのかな?

 でも、韓国のライブなどが大スクリーンで流されている方がなんとなく好きでしたが・・・


 家族はみな韓国にも行ったことがあるし、結構辛子も好きなのですが、やはりモロに辛いのはチョットキツイ人もいるので甘めにしてもらいました。やはり串焼きの羊、牛系のものは好評で、焼き方も珍しそうにしており、特に甘めですがあの香辛料は評判が良かったです。(奥さんはお皿に残った香辛料をティッシュにくるんでもって帰ってきました)なんとも言えない複雑でおいしい味ですものね!!


 長女のお勧めで、”百歳酒?”をはじめて飲みました。お米で出来ているので日本酒と似た感じですが、ハーブ系の薬草が漬け込んであるらしく、良い香りでサッパリとした味わいでした。このお酒は延辺にもあるんでしょうかね?私が延吉に行った時はご一緒した地元の方々があまりお酒を飲まない方なので、私だけ結構度の高い焼酎を飲んでいましたが。

 長女は韓国でこのお酒を飲んで気に入ったみたいでした。


 今延吉はまた寒くなっているとお聞きしました。くれぐれもみなさん体調に注意してお過ごしください!!

謝謝!


追伸

 本屋さんを巡っていてチョット気になったのですが、最近日本国内で”中国バッシング”みたいな傾向が出てきています。チョット見ただけでも平積み(書店の用語ですが、沢山売れると見込んだ本を棚に置かないで棚の前や特設の台に積み上げて売る)になっているそのような傾向の本を2冊見つけました。


 1冊は「中国は日本を合併する」(平松茂雄著 講談社インターナショナル刊)でかなり露骨なタイトルの本でした。


 もう1冊は「インドが中国に勝つ」(門倉貴史著 出版社はメモしませんでした)副題?にはこう書いてありました。

 「インドの経済成長が中国を追い抜く日はもうすぐやって来る!

 中国一辺倒のアジア戦略は危険極まりない!

 親日的なインドにこそ日本はもっと目をむけるべきだ」

 

 いずれもいかにも日本人的な自分たちのモノサシだけで物事を考える性格に訴えるようなタイトルだと思いました。

 平松氏は慶応大政経のドクターで元「防衛庁防衛研究室長」

 門倉氏はやはり慶応大経済学部出身で、浜銀~第一生命の経済研究所を経て今は「BRICs経済研究所代表」とのことです。


 こうした”中国バッシング”は日本政府の靖国問題等の対応とそれに対する中国(実際は中国だけではなく韓国を始めアジアの諸国が批判しているのですが)の強い批判を背景にしているのだと思いますが、なんとなく意図的に情報操作されているような感じを受けます。


 みなさんは中国人、日本人に関係なく中国に居て、こうした動きをどんな風に感じていらっしゃいますか?いろいろ教えていただければうれしいです。