子どもの身体がおかしい
日本体育大学では
1970年代から現在に至るまで
約５年に1度
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子どもの“からだのおかしさ”に関する
保育・教育現場の実感
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という調査を実施しています
全国の保育所・幼稚園の園長や
小・中・高等学校の学校長や
養護教諭が回答する調査です
50年わたる子どものからだの変化に関する
データが詰まったとても貴重な調査です
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調査が開始された1970年代といえば
日本が急激な高度経済成長を遂げた時代
国民の多くが経済的に豊かになり
便利で快適な生活を送るようになり
子どもの暮しも激変していった時代
その頃から
子どものカラダに
”なんかおかしい”という
異変が起こり始めました
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病気や障がいではないが
さりとて健康ともいえない状態
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例えばこんな状態：
✓目がトロンとしている子
✓すぐに疲れたという子
✓すぐにキレる子
✓転んでも手がでない子
✓夜なかなか眠れない子
そして2020年調査では・・・
子どもの“からだのおかしさ”に関する
保育・教育現場の実感調査チームは
5年おきに調査をする度に
調査項目の見直しをします
保育・教育現場の関係者から
”最近の子どものからだのおかしさ”
についての聞き取り結果や
学校健診結果等から
日々子どもたちと接する
現場の先生たちが気になっている
新たな”子どものからだおかしさ”を
調査項目として加えたりします
そして！
もっとも最近の2020年の調査で
新たな項目として加えられた一つが
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便が出なくて困っている子が
最近増えていると思いますか？
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この質問に対して
『はい』と答えた
保育・教育専門職
の割合がこちら↓
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保育所：53%
幼稚園：47％
小学校：35％
中学校：28％
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なんと！
幼保関係者の約50％
小中学校関係者の約30％が
最近そういう子が増えていると回答！
調査結果はフルバージョンで
ネットからダウンロードできます
https://www.jstage.jst.go.jp/article/educationalhealth/29/0/29_3/_pdf
なぜ増えているのかという原因までは
この調査では明らかにされていませんが
いずれにしても
日々子どもと接する関係者の多くが
『便秘の子が増えている』
と肌で感じている現実を
重く受け止める必要がある数字です
子どもの便秘で悩む
母親たちの話をきいていると
とても残念なことに
医療専門職でさえ「たかが便秘だ」
と軽く見る方が少なくないようです
しかし便秘は重症化すると
生活にも学業にも
子どもの人生全体にも
深刻な影響を及ぼす
立派な病気です
食べること同様に
出す（排泄する）ことは
生き物としての根源に関わることです
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私は今から15年前に
おむつなし育児の活動を始めて以来
おむつや排泄に関わる様々なトラブルで
辛い思いをする親子が多くいる現実を知り
胸が痛む思いをたくさんしてきました
中でも便秘で苦しむ子どもの多さは
この調査結果と全く同様に
深刻な状態にあることを
肌で感じています
そんな子どもの便秘問題は
実は赤ちゃん時代から始まっていると
専門家は指摘します
それほど深刻な問題なのに
子どもの便秘に適切に対応できる
医療機関が実はあまり多くなくて
あちこちで診てもらっても治らなくて😢
という母親たちの嘆きの声を
たくさん聞いてきました
こうした母親たちは
子どもの便秘に良いと言われることを
一生懸命に色々試してみるのだけど
なかなか改善しなくて
ちゃんと相談できる相手もいなくて
どうしてよいかわからないまま時が過ぎ
便秘はますます
深刻な状態になっていく・・・
便秘で苦しむ親子が
減ることを願って・・・
便秘問題はおむつなし育児とも
実は深い関係にあるため
おむつなし育児の講座の中でも
たびたびお話してきました
そして
様々な子育て支援の現場で活躍する
保育や保健医療の専門職から
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0歳の頃から便秘で苦しむ子どもが
最近、本当に増えているけれど
相談されても自信をもって対応できない
子どもの便秘についてしっかり学んで
便秘で苦しむ親子をサポートしたい
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という声をたくさんいただきました
そこで！
便秘で苦しむ親子を適切にサポートできる
人材がもっともっと増えてほしくて
私、和田智代がこの15年間で培ってきた
おむつなし育児的な視点から見た便秘と
様々な専門家から学んできた経験と
国内外の専門家による最新の情報をベースに
子どもの便秘治療の第一人者であり
『赤ちゃんからはじまる便秘の問題』の著者
小児外科医の中野美和子先生
から全面的なサポートをいただいて
をスタートしました！
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単に排便と便秘の話だけでなく
便秘と深い関係にある
腸や腸内細菌や脳腸相関についての
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先の読めない”今”という激動の時代を
子どもたちが幸せに生きていくために
本当に大切にしたいことについて
排便＆便秘という切り口から
わかりやすく解説していきます
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家庭と病院の間にいる
子育て支援の様々な現場の方々に
本講座を通じて便秘や排便の本質を
広く深く学んでいただくことで
保護者からの相談に
自信を持って対応できる人材が増え
幸せな子どもと家族が増えることを
心から願っています！
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これからもこのブログで
赤ちゃんとの排泄コミュニケーション
（おむつなし育児）はもちろん
幼児期～高齢期の
人生の様々なステージでの
コミュニケーションに関する
お役立ち情報をお届けしていきますね！
今回も読んで下さって
ありがとうございました！
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↓以下はお知らせ諸々です↓
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