3歳。兄貴を恨むようになりました。 | 天まで響け!とどけ!「ありがとうカレー」

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全国の障害者に送るありがとうカレー。障害者の方達に働ける環境を作り、無農薬で畑で野菜を作り、その野菜でありがとうカレーをつくる。勇気を持って帰ってくれたら幸せです


京都市右京区で生まれた私は
毎日楽しく過ごしていました

しかし3歳の時に衝撃なショックをうける出来事がありました

3歳年上の兄と二人兄弟でした
近くの年上の友達ばかりの中で一緒に遊んでいました

ある日のこと
たんぼにかこまれていた家の近くで
石投げをしていました

確か5人位だったと思います

みんなで田んぼに向かって
石投げをしていました
誰が1番遠くに投げられるか~

しばらくすると
私のアニキが何を思ったのか?

クルリと向きを変え
家の方へ投げだしました~

その場にいたみんなは
目が点になり口がポカ~ンと開いていたと思います

1番幼い私でも
危ない!(゚O゚)!と感じ

アニキに
「やめとけや~」って
言ってました

アニキは気にせず
「お前も投げろ~」
と投げまくりました

そしてついに~

ガッチャ~ン

ある家のガラスが
割れました~

すぐにその家の
おばちゃんが出てきて

「コラ~誰や?」と
怒っていました

「坪倉さんとこの子やな~何しょんねん」と言ってウチの家に行き母親に

「あんたとこの息子が~あったらこったらべらべらべら~」

オカンは出てきて
「ちょっと帰って来なさい~プンプン」

当たり前や~
アニキめっちゃ怒られよるわ~と思った瞬間

オカンの第一声
「正明あんたやろ~」
「なんちゅうことするんや~」
「謝りに行くで~」

私は
「ちゃうちゃう僕ちゃうで~お兄ちゃんやで~」

するとオカンは
「何言うてんにゃ~
あんたに決まってる
お兄ちゃんはそんなことしゃぁらへん」

「違うって お兄ちゃんがやったんやで~」

「嘘ついたら あかんで~ あんたや
あんたしかおらん」

アニキのしたことを
私のせいだと決めつけられて

何を言っても聞いてもらえないし
嘘つき扱い

めちゃくちゃショックで悲しくて悔しくて涙が出てきました

そしてアニキを見ると
陰に隠れて
ニャ~と笑ってる

その時の顔は
今でもくっきりハッキリ覚えています

そしてその時から
コイツ覚えておけよ~と
アニキを憎むようになりました