田村智子議員質疑
「桜を見る会」追及チームの田村とも子です。
官房長官、「桜を見る会」が来年中止となり、
招待の在り方が、見直しを求められるという事態になっています。
これはですね8日の予算委員会で私が指摘した通り、
自民党の閣僚や議員の皆さんは
後援会支援者の招待枠を自民党の中で割り振っていた。
安倍晋三事務所が、招待者を取りまとめ総理自身が多数の後援会員支援者を招いていた。
この事が隠しようがなくなったからなのではありませんか？
お答えください。
菅内閣官房長官
「桜を見る会」というのは昭和２７年以来内閣総理大臣が各省庁からの意見等を踏まえ、
各界において様々な功績があり功労があった方々等を幅広く招待をし、
日頃のご労功を慰労するとともに、親しく懇談する内閣の公的行事として開催をしているものです。
総理ご自身が答弁されましたように
総理は事務所から相談を受ければ、推薦者について意見をいうところでありますが、
ま、最終的には内閣が取りまとめ、という話のなかで、総理ご自身が
まさにこの明確な人選が基準の問題や
また、その、人選の過程の透明化問題や人員、さらに予算
こうしたものを原点にたちかえって見直しをさせて頂いて、
来年の「桜を見る会」は中止をさせていただいて、
もう一度反省の上に、
様々な皆さんのご意見を聞きながら確かなものにしていきたいそういう思いです。
田村智子参議院議員
基準は明確だったんですよ。
省庁から推薦をいただいて、各界の功績のあった方々、功労のある方々をお招きする。
明確だったんですよ。
長年の慣行慣行、言いますけれどそのL問題でもないですよ。
昨日官房長官自身が答弁をして衝撃が走りましたよね？
総理からの推薦約１０００人
副総理、官房長官、官房副長官で、約１０００人
自民党６０００人招待者１万５０００人の半数以上が
総理をはじめとする自民党からの招待だったと、
安部総理は、もっとも多く、自らの後援会支援者を中心に招待をしていました、
そして総理は自民党の総裁でもありますから、当然自民党への割り振りを知らない筈はありません。
安部総理が、「桜を見る会」を私物化していた。
中止をしなければならないほどに、
「桜を見る会」そのものを歪めてしまった。
この事を認めるべきだと思いますがいかがですか？
菅内閣官房長官
「桜を見る会」というのは先程らい、
私から申し上げた昭和２７年来のモノであります。
総理ご自身の答弁されたように総理は事務所から相談を受ければ、
推薦者について意見を言う事もあるが、最終的には、
内閣官房および、内閣府が、取りまとめており一切関与をしてないと言う事を申しあげております。
いずれにせよ、今日の様々なご意見があったことを踏まえて、
来年は中止をするとさせていただき、
そのなかでですね、もう一度、見直しをさせていただきたいと思っています。
田村智子議員
何てか、そのね～～
それじゃ安部総理はなんにも反省していないってことになりかねないですね。
そういう事だと思うんですよ。
あの、私ね、あの、予算委委員会の場で安部総理は
私が指摘してきたこと、
つまり自民党後援会や、支援者招いていますよね、安部事務所が招待してますよね。
ってこれ全部事実だったじゃないですか？
全部事実だったじゃないですか？
だけどその予算委員会の中で、何一つ認めんかったんですよ。
だから当然虚偽答弁だって言う批判が噴出するのは当たり前の事です。
ところが昨日の本会議で、
総理は、内閣官房や、内閣府が行う招待者の最終的な取りまとめ等には、
またね、最終的なっていうのはいきなり出てきたんですね。
最終的な取りまとめ等荷は一切関与しておらず、
先日の答弁が虚偽答弁立ったとの指摘はあたらない。
っていう風に答弁されました。
私は、予算委員会のなかで総理は招待者の取りまとめをしていますねって、一言も聞いてないですよ？
そんなこと聞いてないんです。
私が聞いたのは
閣僚等自民党議員に招待の枠割り振っているこういう実態があるよねってことです。
で、 総理自身も地元後援会を招待していますよね。
って聞いてるんですよ。その通りだったでしょ？
それを認めなかったら、虚偽答弁そのままじゃありませんんか
菅内閣官房長官
総理は長年の慣行とはいえ、年数を重ねるごとに段々人数が多くなってきた。
そうした事について、反省しなければならないという事を申し上げさせていただいて、
まさにその上で、み直しを行うという決定をさせていただきました。
田村智子議員
それは、あれですか？
自分が１０００人もの招待者を事務所通じてやっていた事は
反省してないっていう事なんですか？
菅内閣官房長官
ま、総理自身
去る１５日の記者ぶら下がりにおいて、
「年数が重なるなかで新たな人数が増えていったとの認識を示され、
この点については反省をしなければならない」
この事を申し上げさせていただいて、その上で
招待の基準や、その招待のプロセスの透明化こうしたものを検討し
予算や、招待人数も含めて全般的な見直しを幅広くお話をうかがいながら、実行に移す。
この間、来年は中止をさせていただき、
こうした国民の皆さんから見て、納得の行く形で再スタートという風に思っているところであります。
田村智子議員
あの、何度も言いますけれどもね、
その招待の基準やプロセスは正規のルートでは、
何ら、何ら問題ないですよ。
後で詳しく指摘しますけれども。
そのプロセスの見直しが、必要だというのは総理自身の招待のあり方
ね、副総理、官房長官副長官そして自民党
この招待のあり方のプロセスここが問題だっていう事なんじゃないですか？
菅官房長官
あの～今申し上げた通りでありますけれども。
招待基準の明確化 招待プロセスの明確化
そして予算や、人員人数のあり方、
こうしたものをもう一度原点に立ち返って、見直しをさせていただいて、
皆さんの様々なご意見に耳を傾けながら
とにかく国民から納得のいく形にしていきたいとこのように思っています。
田村智子議員
全く 無反省だっていう事になりますね。
そうなるとご自身の関わり方、昨日の本会議でこれまで、
「私自身も事務所から相談を受ければ推薦者について意見をいう事もあった」
ここまで答弁されている
安部総理は
総理からの推薦の仕組みがあることをご存じで
どういう人を招待するかについて意見を言っていた。
っていう意味じゃないですか。
ね それなのに私の質問にたいしてですよ。
「私は主催者としての挨拶や、招待者の接遇は行うのでありますが、
招待者等の取りまとめ等には関与していないわけであります」
ね、私は主催になってるから挨拶はしますよ。
お越しになった方は接待はしますよ。
だけど、どういう方を招待するかについては全く関与していないっていう答弁ですよ。
これ、 虚偽でしょ？
偽りでしょ？
そうしか言いようがないと思うんですけれど
もう一度お願いします。
菅内閣官房長官
総理自身は、主催者としての挨拶や招待者の接遇は行うが、
招待者の取りまとめ等に関与していないという答弁されています。
また昨日の参議院の本会議において
内閣府 内閣官房においては最終的な取りまとめのプロセスは一切関与していないこう申し上げています。
その上で、取りまとめの前提として、長年の慣行によって、
総理の事務所に内閣官房官の説明を受け、幅広く参加希望者を募ってきた事
そうした事を承知しており、総理自身も事務所からの相談があれば、
推薦について意見をいう事もあったという事もあったという事も申し上げています。
ただ、そのなかで、人数が多くなったことについては反省をさしていただいている
この事を申し上げています。
田村智子議員
これほど明々ハクハクの虚偽答弁はないんですよ。
それでも、言い逃れしようとする反省の姿勢の欠片も感じられないませんね。
官房長官自身にも、お聞きしたいんですよ。
予算委員会で私は事実を指摘した事になるんですよ。
全部事実だった。
なぜその直後の記者会見で官房長官は、私が指摘したようなことを否定されたんですか？
後から後から認めていますよね。
なぜ私が指摘したその直後にお認めにならなかったんですか？
菅内閣官房長官
え～と問題の趣旨がわかりませんからちょっと
田村智子議員
総理が推薦できる枠が１０００人推薦してきたのが１０００人自民党に６０００人
そういうことを聞いたんですよ。予算委員会で。
そういう仕組みありますよねと。
現に後援会の方一杯招待されていますよねと
なぜ私の質問に総理も答えなかったけれども
官房長官ご自身も記者会見で
その事認めなかったのか？
５日たってるんですよ。指摘から。
なぜ、直後にお認めにならなかったんですか？
菅内閣官房長官
既に招待者名簿が廃棄されており、正確な人数が把握することができない中で
国会からの要請にたいしてお答えするために、
１１月２０日の内閣委員会において、関係者から聞き取りを行った
おおよその招待数を発表させて頂いたという事であります。
続き☛田村智子議員質疑 参議院予算委員会書き起こし②2019.11.21
続き☛田村智子議員質疑 参議院予算委員会書き起こし③2019.11.21
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（＊一部省略しています。書き起こしは時間がかかるので、誤字・脱字・変換ミス等はご容赦ください。「校正」より、記事のUPや 書き起こしに時間使っていますご理解ください。）
