はじめまして。
愚痴、困りごとやお悩みを聴くことを仕事にしています。
「人に言えない」と抱え込んでいるストレスを、ケアしてみませんか。
私自身は内向型タイプで、「怒ったことある?」と人から言われるほど穏やか~な性格です。
どうぞよろしくお願いします!
こんにちは、花崎です!
今年の母の日、娘たちが私の大好きな高級キャトルエピスさんのケーキを買ってくれると提案してくれました。
とても図々しい話だけれど、ケーキだと皆で食べても(私がもらうのは)1個か、多くても2個でしょう笑
そしてその日1回で食べ終わっちゃうでしょう。
じゃなくて2人で買ってくれるなら、もっとたくさん買ってほしいと思って()、
毎日少しずつ…何回も幸せを感じたいと願って…
「アンジェさんの焼き菓子を、たくさん買ってほしい」と答えました。好きだけど、家から少し遠いので最近はなかなか行けてなくて。
もうすぐ閉業されるとのこと…食べたい!!
長いこと幸せなお菓子を焼き続けてくださって、ありがとうございました。
ケーキ教室にもお邪魔させていただいたことがあるのですが、ご主人の気前の良さで、教室のあとには何種ものケーキを出してくれたりして
いろいろ思い出します。
実際にお店に行くと、つい遠慮してしまって、少なめに選んでしまった私
私って、子ども期の影響がやはり残っています。
だいぶ自分を出して自由に生きる道を選べるようになったのだけれど。それでも遠慮がちな生き方が染みついているのです!笑
(まぁでも、それも良いと思っています!)
母の日以降、毎日15:00にコーヒーを淹れ、焼き菓子を1個いただく。至福のとき。
あ~美味しいなぁ、やっぱ好きだなぁ~、うれしい~、こんな時間を持てるなんて幸せだなぁ~
他にももっと考えます。
私は娘たちに本音を言える。娘たちも私に(夫にも)本音を言える。その関係が今あることもよかったな。
ケーキならこっちを買ってほしいとか、これは嫌とか。
娘たちも普段から、今日は落ち込んでるとか、嫌なことがあって元気でない、イライラするから2階へ行く…放っといてとか、話聞いてとか、(私へ)うるさいなど、何でも言ってきてくれます。
私だって、その態度は無いよねとか平気で後ろ姿に呟くし、「さっきはごめん」と戻ってくれば(態度もすべて許すから)笑顔でいつもの円満関係へ。(謝らなくても普段どおりになるし、また嫌だったときはそれもきちんと伝えます)
言い合いもできる、そういう関係があることも幸せなことだな~と思う。
だって(私は)実母には遠慮して言えないし。
そう、私、母には本音を言えないんです。
(今は「言わない」になっている)
母は、子どもの自由な発言を素直に喜べる人ではなかったから。
せっかく意見を言っても、怒るわけじゃないんだけれど、私の意見は通らなかった。こっちがいいって言っても、んーこっちにしな、って感じで。
母が決めてしまう。それは高いよとか、そんなの…とか言われてしまう。必ず反対される。必ず母が望んだ通りの結果になる。だから母が嫌がらないことを言っておくようになってしまった。
もちろん、ちゃんと自分の本音を言葉にしたことは何度もあります。
当たり障りのないことは言います。そこにさらりと本音を乗せます。
ケーキに関して言えば、母の家の近くの一番好きなケーキ屋さんを名指しして(買いに行きやすいから)、ここのケーキの味がとても好き、1個でいい…ここのケーキを食べられたら何より幸せ(お値段にしたら500以下です!)、スーパーのもいいけど誕生日ケーキここのだったらホントに嬉しいな、次はお願いって、ハッキリ言ったこともあります。
でも買ってくれたことはないですね。
あまりケーキを買ってくれる人でもないのだけれど、たまに買う機会があれば、贅沢を避けてスーパーのパックのケーキを買ってくれたりします。
(それだって美味しいのだけれど、私の好みは…)
焼き菓子クッキー系が好きなのです。タルト生地が好き。
でも母が買うのはいつもスポンジケーキです。私の好みはムシして…希望は伝えても叶わない。
母は、自分が買いたいように買う人で、人を喜ばせようとは考えていないのです。
(それはすべてのことに共通します)
それでも私は、何も言わずに「ありがとう!」と言い喜びます。
それは買ってくれた気持ちに対してはありがとうと思っているからで。
母だって、思いやりの心で買ってあげているんでしょう。
でも母にとってのケーキは、形式上のケーキ、ケーキが存在すればいいんです。
そういえば私の欲しいものを聞いて、それを買ってくれるといったことはありませんでした。
誕生日プレゼントとかも同じ。私の考えは尊重されたことがありません。
(このエピソードから何を考えますか?)
さて私の上の子は私にそっくりな穏やかな子で、普段から優しい言葉をチョイスする子。
下の子は活発でサバサバ系です。今年、その下の子のほうが「お母さん、いつもありがとう」なんて心を込めた感じで可愛らしく言ってくれて心がフワッとしました。
嬉しいと思うと同時に、私は母に心からの素直な気持ちで…とびっきりの優しい気持ちと表情でそういうことを言えるまでに長い年月がかかっていたな、20代の頃はまだ心と言葉がチグハグで、言おうにも恥ずかしいような不思議な距離感が生じて、心がぎこちなかったな…なんて思い出しました。
だって、良いことしか話せない、楽しいことしか話せない、キレイな表現しかできない、そんな少し他人行儀な親子関係があったんです。
上下関係もあったし、良質な言動が癖にもなっていたし、厳しくてしっかりとした生き方をしている親だったからこそ、親の前では弱音を吐けない部分がありました。
そうですね、ありのままの私を気に入ってくれなかったから。
優秀な子、気づかいのできる子、常識のある子が好きだとうっすら伝わってきていたから…
「ありがとう」とか「感謝してる」とか、素直な気持ちで言えるようになったのは、自分が子どもを生んで、母親になってからです。
母のことを心で理解して、まぁ様々しょうがなかったんだな、なんて許してからですね。認知が変わったことで、自分のストレスも緩和されました。
それでも心の中にはまだ違和感のような、ちょっとした心の距離があり。
でも今はその距離を保ちながらも仲良く、大切な関係を築いています。
今はありがとうも素直な言葉になりました。ときどき「フンッ」て気持ちも抱いたり、でもそれを言うことはないけれど、それでも良い関係がある。
いろんな家族のカタチ、人との関係があるもんだなーって、そしてそれでもいいよねって私は思います。
自分で納得する、それ大事。
自分で納得できて起こす言動は、ストレスにはなりにくい。
自分で自分の人生を決断する、そう生きていきたい。
心底甘えたことのない私は、家族を持って、家族には自由に甘えられ、大きな幸せを感じられるようになりました。
素直な「ありがとう」も言えるし、素直に「嫌だな」も「こうして」も言える
だらしのない適当な私もさらけ出せる。
ありのままの自分を出せるって…ラク…
もうすぐ閉業される、焼き菓子工房アンジェさんの焼き菓子! ガレットにはアーモンドが入ってて…
昨日の対面相談でも一緒にお菓子とお茶をいただきました。優しい笑顔のステキな彼女の余韻が残る場を、あとからパシャリ