はじめまして。
静岡市にある女性のための心の虹色相談室(カウンセリングルーム)
HSP虹色カフェの花崎です。
HSP虹色カフェでは、不安感受性が高い方、お悩みや生きづらさを感じていらっしゃる女性の心のサポートをしています。
お気軽にご相談ください。
こんにちは、花崎です!
先日、有川真由美さんの『いつも機嫌がいい人の小さな習慣(仕事も人間関係もうまくいく88のヒント)』という本を読んでいたら、
さらりと ” 私は50職種以上の仕事をして、国内外で転々と暮らしてきたので ”という出だしの文章が。
私よりも上の方がいました
そしてね、私にカウンセリング内で「職歴が多いことを恥じている」と悲しそうに語る人が何人もいたので、なんだかそんな方たちにメッセージを書きたくなって。
(日本では職歴が多いことを、世間的によく思われないことが多いため、どこかで批判されたことがあるんでしょうね。でも職歴が多いことはちっとも恥ずかしいことじゃないです! ありのままに受け止めて、ただ「そうなんだ」って捉えてあげられれば、何にも感情は揺れ動かないものなのです…。それに公言しないだけで、アルバイト生活等多くしてきた人などには、同じような方が相当数いるはずと思っています。家が貧しく必死に働いてきたとか、大学に通いながらアルバイトもかけもちで頑張ってきた…とか、子育てしながら在宅ワークを多種こなして…とか、皆さん色んな事情や背景があるのです。少なくとも自分の力で自分の人生を切り拓き生きて大変経験を積んだ人…と言えるのではないでしょうかスバラシイ!)
私も着々と、職歴数を増やしております!笑
まったく臆せず職歴が多いことを、あっけらかんとそこらじゅうで言葉にしていますが、それで就職が不利になったことはありません。むしろ職歴や経験数を評価していただけることが多いし、転職もすぐに決まるし、就職後もあてにされます。
転職したことをネガティブに捉える人は一定数いるのですが、そういうことを呟く人ってたぶん、自分に自信がない人です。そして職歴数だけじゃなく、学歴とか、今の自分の生活とか、様々なことに劣等感を持っている人かも。
それから…自分の知らない世界のことを想像できない人なんじゃないでしょうか。
たとえば、転職と聞いたら、「嫌になったからと身勝手に辞めて、忍耐力のない人」などと、型にはまった言葉、自分の頭の中にある理解から世界が広がっていないのです。
そういう人の言葉は、相手にしない、というのがカッコイイと思っています。
私、36くらいまでは数えていたのですが、だんだん職数がわからなくなってきました。39くらいにはなったんじゃないかな笑
転職もしていますが、書類づくりなど知り合いから頼まれる仕事もあって副業もしてるし、どんどん増えていくのです。
現在は51歳にして誘引により転職、正社員職で平日真面目に働いております。
(※ヘッドハンティングによる転職は、履歴書には「誘引により」と書くといいんですよ、参考までに)(中谷充宏著「20代~30代前半のための 転職「書類」受かる書き方」より)
定職に就くと、登録してある派遣会社へは連絡をして仕事の紹介を止めてもらうのですが(真面目なのですぐに確実に連絡します)、有り難いことに、止めていても「まだ勤めてます? いい仕事あるんですが、どうですか?」と、定期的に紹介の連絡が入っています。
昨日もそんな電話をもらったところ。
昔は、仕事を辞めることが、イコール「できなくて辞める」だったり、「途中であきらめる」だったりと、つまりは「続かなかった」という意味で語られていましたが、それも今は違ってきています。
ぜひ、価値観に新たな知識を入れて、情報のアップデートをみんなでしていきましょう。
いつまでも古い感覚で物を言っていると、恥ずかしいですからね。
ちなみに、なんでも一括りにして一緒くたに評価することは、いろんな背景を持つ人たちをまとめてけなすことにもなります。
評価を下げる言葉は「悪口」です。
ですから「女だから」とか「学歴が低い高卒の人は」とかいう表現は、使い方によって悪口になるのでいけないんですよね。
「転職の多い人は」なんて言葉も、ただの事実として言う場合はOKですが、含みを持たせて裏の意味を匂わせるのは、悪口になるから禁句です。
ご注意を!笑
※参考図書: 『悪口ってなんだろう』 和泉悠著
上: 清水区押切のマロニエ洋菓子店さん!
下: キャトルエピスさんと、マロニエ洋菓子店さんと、菓子工房mijonさん! 幸せ感じるお喋り会でした! 友人宅にて。