はじめまして。
女性専門*心の虹色相談室*HSP虹色カフェの花崎です。
脳や身体に炎症を起こしやすい 繊細さんや、+非定型発達さん(ASD・ADHD・SLDなどの傾向ある人)を中心に伴走型支援をしています。
ご本人のケアはもちろん、力を入れているのは周囲の方への心ケアです。
お母さん、お子さん、姉妹、恋人、友人…のケアをしてる方。
適切な支援の仕方をお伝えして、ともに困っている人を支える、そういったことをしています。
こんばんは、花崎です!
「共感疲労」という言葉、ご存知ですか?
つらい状況に置かれた人の苦しい気持ちに共感しすぎて、
心が疲れてしまうことだそうです。
このたびの地震災害や航空機事故にあわれた方々のことを想像するだけで、ニュースを何度も耳にしお気持ちを考えるだけでも、共感疲労になることがあります。
ツラさを想像して、自分もそのツラさを体験したような形になってしまうのです。
実際に私、ちょっと元気が出ない状態になってきました。
元日からの毎日の報道、状況を知るにつれ、切なさが増していく。
遠く離れた静岡にいるのだけれど、かなり影響されて、笑う気持ちが減って、心が沈んでいることにふと気づきました。
娘が日頃の悩みごとを少し打ち明けてきただけでドッと疲れ、気分が落ちて、聞きたくないなって思ってしまいました。
元気なときには流せることが、うまく流せなくなっている、そう気づきました。
私に合う、一つの対処法(コーピング)なのですが。
ヒューマンドラマを見て感情を動かし泣くと、少しスッキリして元気が出る、自分の気持ちに気づいて認めることができて心の疲労が解消する、というのを経験により知っています。
お正月に録画しておいたdr.コトー診療所の映画をみて、逆境に立ち向かう登場人物たちの姿に感動。
くじけない、諦めない姿に自分の中にある感情を乗せ吐き出すことで、感動の涙を流しながら自分を奮い立たせることができました。
(私はこのドラマの中の人たちと同じように)いまツラい気持ちを持っているんだなって、そこにも焦点を当てることができ、その気持ちに共感することができたからです。
人は、そういうことによってもストレスを緩和することができるそうですよ。
そういうことがツラいんだ。
そういうことに困っているんだ。
そう気づくことは自分の心を守るために大切なことなんです。
そういえば昔も、職場の対人関係を描くドラマをみながら、意地悪な上司との主役の言葉のやりとりに自分を重ね、自分よりキツイ状況にいる人がその状況を乗り越える姿に勇気をもらったりして、自分の心のつらさを癒やすことをしていました。
自分よりひどい状況の人がいる、その人も頑張っている、自分だって頑張れる!
そう考えることができたことで、心に大きな反応がありました。
状況は変わらないけれど、思考と行動は変えられる。
だけど思考や体調の切り替えを自分だけで行うことって難しいので、私の場合は、本の著者の知恵など別人からの情報をもらいながら、もっと違う考え方はできないかな、よい意見はないかなと思案するわけです。
刺激をもらうことも効果あり。
(刺激は自然からでも、人の温かさからでもいい)
そして何かしら動いてみると、淀んだ気持ちも動いてくれるもの。
いま被災地でつらい状況にある方、親類や関係者の方、影響を受けつらくなってしまった方、すべての方の心が守られますように。祈っています。
甘いものは脳に良くないと言われるけれど、やっぱりもう一つのコーピングとして、元気が出ないとき私は自分の大好きなものを食べます!
というわけで、何かと理由をつけて自分へのご褒美を買い、家でしょっちゅう甘いものを食べる私。
この週末にいただいたのはこちら↓↓↓
ほか、焼き芋や干し柿!笑
静岡市にあるパティスリーリゴレ(RiGoLeR)さん! 美味しさに幸せな気持ちを呼び起こしていただきました! キッシュやシュークリームにも癒された…
※精神疾患のある人や、深い悩みにより気分が沈んでいる人、発達凸凹のある人、繊細さんなどは、不安のキャッチ力が強く、共感疲労に陥りやすいかと思います。
そのことも知っておいて、情報から少し離れたほうが良いと判断したときには、ぜひニュースを追うことを自分でやめる決断を。