はじめまして。

HSPカウンセラーの花崎ひとみです。

自身は内向型HSPです! 

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人いちばい敏感で繊細な女性HSPさんや、HSCご家族(お母さん)への心のケアをさせていただいていますラブラブ 

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こんにちは、花崎です!

今日は硬い話です。しかも長い。でもご興味のある方は、ぜひお付き合いくださいピンクハート

 

 

私は派遣で働いていた期間があり、派遣登録は15社、実際に9社で働きました。

派遣元である派遣会社側でも事務員として働いた経験があります。

 

 

派遣は、自分に合った働き方ができるというメリットがある一方で、やはり正社員に比べると不安定な雇用になりがち。一定数の方が、そのようなことに悩んでいます。

正規の派遣ルールが適用されていないブラック就労に当たることもありますが、そういう場合こそ不当な目にあうことを懸念して苦情は言いにくいです。

派遣先・派遣元次第で過酷な働き方を強いられることがあります。

もちろん恵まれた就労になる人もたくさんいるかと思いますが、恵まれない就労になる人も多く存在します。

 

 

フルタイムで派遣先正社員と同等に働いている多くの派遣社員は、できることならば正社員になりたい、と思っているのではないでしょうか。

 

 

派遣社員には面倒くさい仕事が回されることが多いものです。

正社員にやらせるのには忍びない〈苦情が出る〉ようなものを、それじゃあ…と、お金を出して他へ委託する場合もあるのです。

それはある程度仕方がないとしても…

さて、派遣労働者が弱い立場ゆえに不当な扱いを受け苦しめられないよう、派遣労働者の権利を守るために施行された法律 「派遣法」。

改正を重ね、今は同一労働同一賃金といって、そこで働く直接雇用者との賃金の差がなくなるように配慮されたり、生活が安定しない日雇い派遣も原則禁止となりました。

同じ場所での勤務制限が3年と定められ、3年以降も継続して働いてもらいたい場合は直接雇用へと打診するなど、労働者にとっては有期雇用から無期雇用への転換の道が拓けるよう改正された派遣法。

 

 

他にもキャリアアップ制度を充実させることなど派遣会社側への規制を強くし、いい加減な管理や対応ができないように取締まりを厳しくした感があります。

 

     

この有期雇用の派遣労働者が同じ組織で働けるのは3年、というルール。
これが実際は派遣労働者を苦しめてもいると思うのです。
労働局がここを厳しく管理することによって、派遣労働者が派遣先に直接雇用してもらえたり、派遣元で無期雇用にしてもらえたりという雇用のランクアップを狙ったのですが…
でも実際には、派遣労働者は頑張ってもたった3年で解雇されるという、以前よりも不当な扱いを受けるケースが出てきているのです。
 
 
以前は少しくらい法違反をしてもどうにかなっていましたが、最近は派遣資格取消しの危機にもなるので、そこは徹底的に守るようになっています。
無期雇用にしたり、派遣先で直接雇用してもらえるように交渉したりするのは手間だし言い出しにくいし派遣契約解除などのリスクがある。というわけで、一番行われているのは、労働者側が3年でクビを切られるか、3年を機に契約満了で一旦契約更新がなくなり3ヶ月などの空白期間を経てまた雇ってもらえるという、派遣先&派遣元にとっての都合のよい対応なのです。
 
 
派遣元次第で、いいように扱われてしまう…ことがある。
派遣労働者は未だ、弱い立場のままです。
生活が安定しない、数年しか雇用されない可能性が高い。
ハッキリ言って、一人の労働者のことを思い、手を尽くし守るよりも、新規派遣労働者を雇い入れ、入れ替えて配属したほうがずっと楽なのです。
 
 
最初の2ヶ月は社会保険をかけない短期の満了契約にしたり、有給が発生しない期間で人を入れ替えていけば、会社は儲け部分が増えるのです。
国の思いとは違う形で、派遣労働者は働いています。
 
 
雇用や生活が安定していない人が、派遣契約(雇用)が決まるまでには長い道のりです。
求人情報を見て応募して、派遣登録に来てくださいと言われ、履歴書を吟味され、パソコン入力等で能力をはかられ、キャリアアップ教育の証として8時間のビデオ講習を受ける、配属されるかもしれない会社に見学に行き品定めされ〈実際は面接の意味の見学です〉、合否が決まる。配属前に派遣コーディネーターには「あなたがしっかり働いてくれないと、この仕事は無くなる、派遣先に気に入られるようにして!」と脅され高い能力を求められる。配属日までの待機期間は無給。派遣先の変更や、待機ブランクは、転職の際に、とても家計に響く。
この段階でHSPは、結構身構えてしまいます。まともに言葉を受け取って、いい仕事をしなければと心を追い詰めてしまう人も出てきます。
 
 
ちなみに大手企業などで、派遣を大量に使うことが常となっている会社などは、3年ごとに配属組織を代わったかのように書面を整えてくれたり、実際に配属先を変えたりしながら長期で働ける場合があり、また働きやすい雰囲気や職場環境も整っていることが多く、労働者側も満足のいく働き方ができている場合もあります。派遣を一緒くたにすることはできません。
 
 
しかし派遣が難しい形態であることは否めません。
 
 
配属されると、派遣先の人事や経理の女性たちからは冷ややかな目が。
派遣価格を知っている正社員(事務員)は、派遣労働者がもらう「賃金」ではなく、派遣価格を見ているのです。一時間1,800円~2400円など。大体3割が派遣元の経費、7割が賃金に当てられると言われていますが、それを守っている会社ばかりではないでしょう。派遣労働者はもっと低い賃金で働いていたり。それなのに、「時給2,000円経費がかかっている人」などと見られ、高度なスキルと働きを求められるのです。その感情が言葉や態度になって表れる職場。差次感受性の強いHSPならば、空気を感じ取り、自分を追い込む気持ちになるでしょう。
 
 
そのような状況で定年まで働く姿を想像すれば、気が遠くなる人も出てくることでしょう。
実際には、正社員を雇うよりも経費が浮くから派遣を使っているのです。正社員には派遣以上のコストがかかっているのです。その会社実情を知れば、直接雇用である自分たちのほうがよほど良い待遇で働かせてもらっているとわかるはずなのですが、集団とはこわいもので、自分たちとは違う立場の人への目は厳しくなるものなのです。
 
 
派遣の働き方を、おおらかな気持ちで、労働基準法や派遣法による当然の権利を受け止めながら、堂々と働く人もいます。メリットも多く働きやすいと感じる人たちもいます。
実際には、アルバイトやパートよりも時給が高い傾向がありますしね!!(それが嬉しい)
ところがHSPさんの中には、人の言葉にせぬ感情を感じ取り、苦しくなる人がいます。
誠実に働いても、まだ「仕事ができない」と自分を責めたり、皆んなから受けいれられていないと萎縮したり。(職場の人たちに求められている期待を、大きく感じてしまうんですね)
 
 
でも被害妄想ではないですよ。外国人が日本人の輪の中で偏見で見られたりするように、派遣もその社の直接雇用の人たちの中で少し浮いた存在になりかねないのです。
それを防いでくれるのは、力のある上司の寛大な態度や、皆んなを温かく包み込む姿勢ではないでしょうか。社の力のある方々、どうか、派遣を守ってください。お願いします。
 
 
さて日本ではまだまだ、こんなことが起きています。
多くの企業を回った私、派遣会社で働いていた私、だからこそ書いてみます。
労働基準監督署は、どの会社にも平等に調査に入る…のではないかもしれません。
ずっと調査が入っていない会社でも、一人が怪我をし労災を使うと、途端に目をつけられたかのように労基署の管理が厳しくなることがありました。
 
 
するとどういうことが起こるか。そうです、労災を使った社員が煩わしい存在となるのです。
ある社ではこんなことが。頭をぶつけて切ってしまい労災を使った高齢者がいました。
すると上司が「歳を取ると転びやすくなったりもするから、次で契約を切りましょう」と。
長く働きスキルを上げた社員が、いとも簡単に契約を切られてしまうのです。
その年齡での転職、不憫に思いました。
 
 
労災隠し。面倒な社員の契約切り。有給を使いたがる社員は面倒だ、という考え方。有給を取りたいと言った人が契約を切られる姿もよく目にしました。子育て・介護・本人の病弱、人には様々事情があるのに、弱い立場の人はいつも自分の感情を抑え、強いものに合わせようとしています。それで幸せだなんて思えない、そういう人だって多くいることでしょう。誰かの一存で契約切りが簡単に起こり得ることも、正社員以外の形態で働く人たちに多いです。それはアルバイト・パート形態にも多いかもしれませんね。
 
 
こういうことを嘆くだけでなく、おかしいよという声が上がっていかないと、何も変わらないかもしれません。まずは必要なときには遠慮せず有給を使ってみる、そういうところからHSP労働者は意識改革してみるといいのかな飛び出すハート
派遣法が守ってくれるはず、我慢ばかりはおかしい、そう考えてみるのもいいのかな。
 
 
そうそう、私が20代のとき。清水区の会社に派遣登録に行くと、面接を担当してくれた方が温かい眼差しで「派遣で働くのはもったいない、あなたは正社員を狙うべきだ。派遣はやめておきなさい」と助言してくれたことがありました。その言葉のおかげで私は就活を続け、しばらくして正社員の職に就くことができ、そこで結婚出産まで働きました。今でもその方の言葉には感謝しています。
30代。派遣スタッフが私に教えてくれたこともありました。長期で働けるような安定した派遣先が今は無いんだよね、今回の配属先は取りあえず1年近くは大丈夫そうだから頑張って、とかね。ここ静岡で私が働いていたときには、そんな状態でした。
 
 
派遣で一生懸命働いている心が折れそうなHSPさんには、ご自分の気持ちをしっかり固めて強く働くための情報を、派遣法含め、得てほしいと思います!
考え方次第で変わる悩みもあるのです。目線を変えたら元気が出てきますよラブラブ
次はそんな気持ちを込めて、派遣のメリットについても書きますね!
 
 
*誰にも言えない派遣のグチ、苦しかったらぜひカウンセリングで吐き出してくださいね!!
 
 

スター シフォンケーキが大きくてキラキラ chiffon lab Coccoさん! すごく美味しい! また行こう! 元気のでないときは、あなたにとっての元気のでることをするのがいいですよ!!笑

 

 

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