はじめまして。
人いちばい敏感で繊細な気質をもつHSPさんを中心に、心理カウンセラーをしています hitomi です。
ラ キュイジーヌ ド タクミさんの、ゴボウの深みあるスープ。自律神経が乱れたとき、胃腸が弱っているとき、体と心を癒したいとき、元気を出すためにはこういった体を温める食べ物が最良です！
出産のために正社員を退き、子育て期は専業主婦、その後は子育てとの両立のために短期の派遣業務を点々とし、単発も含めこれまでに31社もの会社で働いてきました。
その貴重な体験をHSPの私なりに綴っているのが「HSPの就職」カテゴリーです
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参考になるかわかりませんが
内職の話を書いてみます。
家庭の事情で外出できない人は大勢います。
介護の必要な家族がいる、小さな子どもがいて面倒を見てくれる人がいない。
社交不安で外へ出るのが難しいと感じている人もいますね。
そんなとき、もしかしたら内職をと考えることが、あるかも、、しれない
こちらは、いつも友人に「バカだね」と言われる、
HSPである私の内緒話、じゃなくて内職話です
子どもがまだ2歳と小さくて専業主婦だったとき、
近所の奥さんに誘われて一緒に内職をしました
当時はまだ、家にパソコンがない時代で。
ライティングとか、市場調査とか、あんまりオシャレな在宅ワークはなく、封筒書きなどで騙された話が出回るほど。電化製品の部品取付けなどは、吹きかけられている防虫駆除剤がかぶれの原因になりやすく、子どものためにもそれは自宅でできません。
仲良し奥さんからクリスマス用の長靴の中にお菓子を詰める仕事だよ、と聞いてワクワクしていたら、なぜか大量の箱、小さな機械部品が運ばれてきました！
リビングはダンボール大箱でいっぱい！
あれ
と思うも何も言わず、続々と運ばれるのをキョトンと見ていた次第で
部品の取り付け。やたらと時間のかかる細かい作業。そしてとんでもない量です。
なのに「話が違う！」と声をあげることもなく首をかしげながら最後までやりました
すごく時間がかかる。どうしよう、、
やってもやっても終わらない
うちの子はイタズラしないし大人しいから何とかやれたけど、部品は小さいし、コレ普通は子どもの横でやれるような仕事じゃないよ、、ね
1度目の納品を終えたときには目も肩も、
精神的にも疲れ、、
2度の納品を終えると「あなたはお友達より手が早いから、今日は多めに置いていく、明日の午前10時までにすべてやっておいて！」と、我が家のリビングは積み上げられたダンボール箱でいっぱいになってしまいました
(私を誘った奥さんがその日内職を断って同時に辞めたらしく、多分その奥さんの分も我が家に運ばれたものと思われます
）
今度は箱が続々と運ばれているとき抵抗しました。
「こんな量はできません、困りますーー
」って、ちゃんと声をあげました。
(この頃は遠慮ばかりで。まだ言いたいことが満足に言えないHSP全開でした！）
子どもが寝ている間の空き時間に好きな量だけやればいい、求人募集だったはずなのに (仕事を断る正当な理由を考えている）。話が違う。
「こんな量は無理です」って強く言いましたが、相手のほうが強い！！ とにかく置いていってしまうし、去り際には「朝の10時には絶対に仕上げてて！」と大声＆怖い顔で言い放つのです！
怒鳴るように言われて、ひるんでしまい、、抵抗できませんでした！笑
そこで言われた通りにやった私も、今思えば少しおかしいのかな、、、
すぐ、相手のいいなりになっちゃうんですよね。
（だって相手の態度、めちゃ怖いんだもん！）
子どもそっちのけで朝から必死に内職をやり、食事もろくにとらずに働き続けました。
公園もスーパーも行かない。家事もやれない。
子どもには「昼寝してー」「お願いだから長く寝てー」って念じながら、必死です
夜の8時、仕事から帰ってきた夫に「このあと夜中までやっても1人じゃ終わらない、どうしよう、手伝って」と泣きついて、夫婦で11時頃までやり、そのあと私1人で深夜まで必死にやったのでした
翌朝10時、内職の社の人がやってきて、
前日朝からやったその日の報酬額がなんと、なんと1,200円だと知り、愕然として
時給じゃありませんよ、夜中まで働いた夫婦の日給です！？笑
(時給換算は100円以下！)
呆れて辞めさせてほしいと申し出て、私の初の内職体験が終わりました 
この頃の私には始めたばかりの仕事に「辞めたい
」と言うだけでも、ものすごいエネルギーと勇気を出した経験でした
求人広告と違う仕事をさせる会社側の不誠実さを主張するよりも、すぐに仕事を辞める恐れ多さ・申し訳なさのほうを反省したからですね。
いつも自分が（または自分も）悪かったと考えてしまいます
、、いつも、いいように使われてしまいます。
どこでも、頑張りすぎる、ような気がします
べつの近所の人は、いい内職仕事を得たらしく月給が7万だと言ってましたから、
そういうのに巡り合えば、内職は家庭でできる良い仕事になるのかもしれませんね
まぁだいたいそのようなオイシイ仕事は、縁故というか、知り合いに回されるらしいです。
（私もやりたいと言ったけど却下でした！）
どこの世界でも、遠慮がちな人には、悪いものが回ってきたりします。
報酬や物の売価というお値段だって、相手によって変化するんですよ。
（本当にあれは1,200円分の仕事だったのか
）
いい思いをしたいときには、多少自己主張しないといけないときがあることを学習し、
よい教訓となりました
私はそうやって、若いころからたくさんの失敗や反省を経験しながら、今に至っています。
でもね、この内職さえも面白かった経験です。
何でも、やってみないとわからないのです。
友だちに ｢ちゃんと言うべきことは言えばいいじゃん！｣って言われながら、ちょっとずつ変化していきました。
助言されたって言えない人の気持ち、わかります。
それでもね、人に対して言いたいことが言えるようになった今は、対人関係のコツ、心理学も学ぶことが大切なんだな、と思っています。
「いつでもニコニコ顔」の自分からの脱却！笑
私は少しずつ変化していき、HSPによる生きづらさは大幅に克服しています