皆さまこんばんは。
ピアノ講師&ピアニスト(スマイリングHPJ支援アーティスト)の矢田美麗です。
【らしさ】って、なんでしょう。
ベートーヴェンをベートーヴェン【らしく】弾くことでしょうか。
バッハをバッハ【らしく】弾くことでしょうか。
バッハをバッハらしく弾くために、よく聞くのが、
ペダルを踏まない、四分音符はノンレガートで、などでしょうか。
ベートーヴェンをベートーヴェンらしく弾くためには、
オーケストラのようにとか、トリルはアタマで合わせるとか?でしょうか。
実際、私も子どもの頃そうご指導いただきました。
日本人の私たちが、
ヨーロッパ人の作った音楽を演奏するわけです。
日本人はあくまでも日本人なので、ヨーロッパ人にはなり得ないのです。
ベートーヴェンらしく、バッハらしく弾くだけ?
はたしてそこに【自分らしさ】はまったく入る余地はないのでしょうか。
型にはめられた演奏方法で、誰もが同じ演奏になり、同じような曲調に聴こえる。
これでは、本当の芸術にはなり得ない気がします。
【あなたはどう弾きたいですか?】
教わった通りに弾く演奏よりも、
演奏者自身が自分で考え、音楽を理解し、
こう弾きたい!という想いのままに奏でられた音は、
必ず人に伝わる素晴らしい演奏になる♪
と、私は信じています(^^)
自分らしさを音楽で表現しましょう♪