「譲られない救急車」 | 発達障害ピアノレッスン【My Piano room】ピアノ教室 千葉県 市川市 船橋市

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すみませんが今日は神妙な話です。



実は今週は病院通いでした。

日曜日に娘が発熱。頭痛も訴える。
ぐったりして寝てばかり。
調べたら熱中症では熱は出ないものの、熱射病?なら熱も伴うとも書いてあり、頭痛ともあり、
すぐに救急車を!と書かれてあったサイトがあったので
万が一のことを考えて救急車を呼んだのでした。

救急車を呼んだのはこれで2度目。
上の子が熱性けいれんを起こした時以来でしたが、相変わらず救急隊員さんはとても親切。
もしかしてその時と同じ人かも知れないと思いつつも、顔をはっきり思い出せずに・・・
救急車に乗り込み、病院へ行きました。
その時は娘はぼーっとしてはいたものの、起きて意識もはっきりしていたので、
自分の足で救急車に乗り込みました。

救急車の中から外は案外見えません。
わずかに見える隙間から、今どのあたりを走っているのかなとちらちら見ていました。
そしてその時に気付く一つのこと。

ピーポーだけじゃなく「ウ~~ウ~~」という強いサイレンを鳴らして「道を譲ってください」とマイクで叫んでいるにも関わらず、
意外にも道を譲らない通りの車たち。
びっくりしました。


病院について診察を受け、溶連菌の検査までして陰性。
単に風邪でしょうとのことで解熱剤をもらて帰宅。帰りはタクシーでした。


その後私も昨日熱が出てびっくりしましたが、今日には下がったので、まぁそれは良かったのですが、
今日耳鼻科の帰り道に、目の前から救急車が!!
赤燈をまわしています!

私はすぐに止まりました。
そこは片側1車線の道路。救急車の前に大型トラックがて、道を譲って欲しそうにサイレンを鳴らしていました。
反対車線は混んでいて、大型トラックも少しの間止まれば、私の前を救急車がすり抜けて先に行けるはず、と思いました。

が!なんと、トラックは自分の前の車が行ったからと救急車を譲らずに走って行ってしまいました!
あり得ないっと思ってしまいました!


本当に困っている人が乗っていたらどうするんでしょう。

と、ちょっと怒りが・・・・すみません。
救急車は譲られるもの、という一方的な考えで凝り固まっているから、そう感じるのかも知れませんが・・・・


でもね。

私の友人の長男君で、グリオーマで亡くなった男の子は、
心肺停止になり救急車を呼びました。
「もうここでお別れしてください」と言われて救急車に乗り込んだ母親の気持ちを
察することが出来ますか?

一刻も早く病院へ行って、それが夢だと思いたい母親の心境が分かりますか?
救急車に乗っているのがお年寄りばかりではないんですよ。
この時期だから熱中症の人ばかりが乗っているとも限りません。
未来ある子どもだって乗っているんです。




一般には、救急車は法定速度以上はスピードを出せないです。
実際のところ一般車は救急車よりも速いスピードで走行していますね。
だからといって「自分が救急車よりも先に行った方が速い」と判断しているのかも知れませんが、
それでも。


一刻を争う事態にある可能性が救急車にあるということを、知っていただきたい。
我が子の場合はそんな事態ではなかったのでほっとしておりますが
そうじゃない子どもがいたことも事実なのです。

そんな思いで今日は書かせていただきました。