∞  太陽系内の様々な漂流物を回収してリバースエンジニアリングで利益を得る、航空宇宙産業企業が存在しています。
 
 
 
 
コズミック・ディスクロージャー シーズン 12 エピソード 6
2018年11月28日
 
回収される古代宇宙人の科学技術 (前半) 
 

ジョージ・ノーリー: 「コズミック・ディスクロージャー」にようこそ。私が司会のジョージ・ノーリーです。エメリー・スミスをお迎えしてます。このエピソードでは宇宙の廃品回収について話していこうと思います。
 
エメリー、「コズミック・ディスクロージャー」へようこそ。
 
エメリー・スミス:  ええ、どうも、ジョージ。ありがとう。
 
ジョージ:   宇宙の廃品回収とは何ですかね?
 
エメリー :   ええ、ちょうど海で難破貨物を回収する船があるのと同じです。太陽系規模で、我々の大気圏や大気圏外においてそういったことが行われているんです。
 
 
つまり、毎日のように飛行船が上がっていって、宇宙ゴミを回収しているということです。
 
ジョージ:   ほう。
 
エメリー :   そこにあるのは私たちが残した宇宙ゴミだけではありません。何百万年もの間そこを漂っていた難破船、遺体、装置などもあります。
 
ジョージ:   誰が回収しに行っているのですか?
 
エメリー :   私たちが行って回収しています。私たち人類です。企業が外注して、下請けの有名ロケット関連企業がこういった回収船を送り込んでいます。
 
今ではもう宇宙ステーションがあって、そこに技術者や工員が常駐しています。
 
そして彼らは回収したものをカプセルに入れて、地上に投下して送り返しているんです。そして海上に落ちたカプセルを私たちが回収して、自分の研究所に持ち帰って研究します。それは未知の繊維だったり、金属だったり、混合物だったり、遺体であることさえあります。
 
ジョージ:   でも宇宙ゴミなんでしょう?
 
エメリー :   宇宙ゴミといっても、地上のジャンク品と同じ様にリサイクルしてまだ使えたり、それから知識を得たりできます。なぜならこういった物の多くは地球で作られたものではないからです。地球外から来たものです。
 
それが辺りをたくさん漂っているんです。太陽系全体がこの宇宙ゴミで溢れていて、ただそこらじゅうを漂っています。
 
それが損傷したり爆発した宇宙船のこともあります。
 
ジョージ:   動かなくなった古い人工衛星とかでしょう?
 
エメリー :   ええ、古い人工衛星もそうですが、それが地球起源ではないものだったりね。
 
地球外文明によるドローンもたくさん見つかっています。途中で壊れてしまったようなやつです。
 
ジョージ:   大統領が宇宙軍の創設を発表しました。その任務の一つが宇宙空間にある人工衛星の回収になると言います。
 
エメリー :   ええ。最終的にはこれは民間企業の仕事として一般化されて、秘密ではなくなるでしょう。でも今はまだ、巨額の資金を持つ一部の人々だけがこういったものを収集して、リバースエンジニアリングして、製品化に利用しているのです。
 
その宇宙軍についての話ですが・・・私にはどうしても笑えてしまうんですよね。なぜならそれは前からすでにあるものですから。私の経験だけで言っても、少なくとも1990年代から。
 
だから彼らが「宇宙軍を創るのに140億ドル必要です」とか何とか言っているでしょう。でもそれは裏のNASAみたいなものですよね。そういったものはずっと昔からすでにあって、そのことを表のNASAは全く知らないわけです。
 
ほら、ただの隠れ蓑ですよ。
 
だからここで何が起こっているのかというと、「さあ、これから宇宙軍ができますよ」と言ってアメリカ国民に税金でこれを支援させようということです。
 
私たちにはすでに宇宙空間でミサイルを発射する技術はあるんです。ほら、言ったように、20年以上前から。
 
すでに地上や宇宙空間に向けて高出力のレーザービームを撃つこともできます。
 
ジョージ:   ええ、私たちはそれを目にしてきました。
 
エメリー :   ほら、今上がっている新型の人工衛星にはとても強力な望遠鏡と追跡システムが搭載されていて、太陽系の奥の方まで物体を追跡できるんですよ。だから宇宙ゴミの破片の一つ一つがどこにあるかとか、それが自分の力で動いているのかどうかまでわかります。
 
ジョージ:   ブラックナイト衛星と呼ばれる人工衛星が話題になってきました。それも調べていたりするんですか?
 
エメリー :   それについてはよく知りません。ネット上のポップカルチャーについてはあまり勉強していなくて。
 
私が知っているのはそういった人工物が存在して、それがとても大きな難破船のこともあるということです。それらがただ宇宙を漂っているんです。
 
中には月の周回軌道上とか、近隣の他の惑星や太陽の周りを回っているものもあります。だからそれらはたまにしか地球に近づいてきませんが、ある種の楕円軌道にのってやってくるのです。
 
だから毎日、そういったものが地球に飛来してきます。それを彼らが見に行って、この巨大なものは何だ?小惑星か?それとも難破船か?と調べているのです。
 
そしてできるだけ回収してきます。
 
ジョージ:   エメリー、あなたは秘密の宇宙ステーションがあると話していましたね。他には何があるんですか?
 
エメリー :   別の宇宙ステーションがいくつかあります。サイズは同じくらいで、わずかな違いしかないステーションがいくつか建設されています。そこには技術者や科学者が常駐していて、この回収の仕事だけでなく、少し離れた場所にある様々なタイプの人工衛星を制御したりもしています。
 
実際、今では太陽系中を軍事偵察して回る衛星ドローンがあって・・・
 
ジョージ:   へえ!
 
エメリー :   ・・・彼らが制御しています。しかし何かの理由で、彼らは地上でそれをやるよりも宇宙ステーションにいてやる方が簡単なのです。
 
ジョージ:   今現在はどんな企業がこの種の仕事に関わっているのですか?
 
エメリー :   様々な航空宇宙産業の企業です。名前は言いませんが・・・
 
ジョージ:   でも私たちが知っている企業なのですね。
 
エメリー :   みなさんすでに知っている企業です。
 
そしてその企業の傘下の企業がまたあって。そのまた傘下にも企業を作っていて、お互いに直接関係がないように見せているんです。
 
あとはただ何が起きたかによるだけです。ニュースにならない宇宙関連の事故はたくさんあります。
 
だから軍がこういった企業に連絡して、「おい、ところで人工衛星にちょっとした故障が起きたんで、修理してもらえるかな?とか、できたらこれを回収してくれるかな?」と言うわけです。
 
ジョージ:   ええ。
 
エメリー :   彼ら企業は自前の小さなスペースシャトルを所有していて、それは一般のシャトルより小さいのですが、それで大気圏内や大気圏外を飛び回っています。
 
それにとても小さいタイプの・・・ポッドみたいなものもあります。
 
ポッド型のオートバイを想像して下さい。それに1人か2人だけ乗って宇宙空間を飛び回ることができるんです。それで常に軌道上にいることもできますし、彼らのスペースシャトルや宇宙ステーションに停泊することもできます。
 
そしてとても特別なキラー衛星もあって、EMF波、つまり撹乱電磁波を放射することができます。
 
ジョージ:   それで他の人工衛星を殺せる?
 
エメリー :   1秒もしないうちに完全に無効化できます。
 
でも私が理解に苦しむのは、そうやって宇宙空間にたくさん兵器を配置しようとしても、ほら、誰かが地上で強力な電磁パルス発生装置を使ったら・・・
 
ジョージ:   ええ。
 
エメリー :   ・・・すべて無効化できてしまうではないですか。
 
だから彼らは特殊な人工衛星とレーダーを上空に配置して、こういった電磁パルスの発生を探知できるようにしています。基本的に彼らは的を絞って、その発生源を正確に特定できるのです。
 
ジョージ:   どこから送られたかわかるとしても、誰が送ったかはわかるんですか?
 
エメリー :   地球の大気圏を出るものはすべて監視されています。だからもしある企業だとか国家が何かを上空に発射したら、それは危険な人工衛星であるかもしれないので、彼らは厳重に監視して、それがどんな周波数を帯びているのか観察しています。
 
そしてX線を発射して、基本的にバラバラにしてしまいます。とてもとても遠く離れた所からね。
 
ジョージ:   何年も前にソ連が人工衛星を火星の月の一つに送ったことがありました。そして画像に人工衛星に近づいてくる物体が写りました。すると突然、その衛星が死んでしまったのです。
 
私はあれはETの宇宙船だったのではないかと思います。その可能性はありますか?
 
エメリー :   あり得ますね。大気圏外を出てその先に行くものは全て厳重に監視されていますから。
 
そして彼らは知っていますから・・・ほら、彼らはこういった人工衛星に隠された意図に気づいていますから。
 
例えばそれは「えっと、私たちはただ火星の岩石を調べたいだけです」と言って送られたものかもしれません。しかし本当は火星に爆弾を落として、周波数を測定したり、大気の変化などを調べるためのものだったりするかもしれないのです。
 
宇宙に打ち上げられている機密プロジェクトはたくさんあって、私たちはそれはただの宇宙探査のためだとか、これのため、あれのためだと聞かされています。しかし実際は、大抵の場合、そこにはネガティブな目的が隠されているのです。
 
ジョージ:   いったん打ち上げられてからは、どうやって回収作業にあたるんですか?
 
エメリー :   ええ、彼らはより小さなスペースシャトルを持っていて、それには昔のスペースシャトルによく見られるブームアームのようなものがついています。
 
ジョージ:   はい。
 
エメリー :   とても工業的で、古めかしいです。まだ化石燃料を使って動かしています。こういった廃品回収に関しては反重力などは使われていません。
 
とても古臭い、昔風のやり方です。ロケット燃料でそこへ行って、補給品を届けたりします。だから常にロケットが打ち上げられ続けているんです。
 
先程話した宇宙空間を飛び回れる小型のポッド型オートバイ的な乗り物にも、カニのようなアームがついていて、小さな物体を回収することができるようになっています。
 
それでシャトルに持ち帰ってきて、それからシャトルで宇宙ステーションに戻るのです。
 
そしてこれは継続的に毎日行われている活動なんです。
 
ジョージ:   遺体を回収することもあると言っていましたね。どんな遺体の話ですか?
 
エメリー :   ええ、宇宙では事故が起きます。そして時々遺体が戻ってくるんです。宇宙から凍った遺体がね。
 
それは人間かもしれないし、人間型のETのこともあります。言ってみれば地球生まれではない人間です。
 
ジョージ:   オーケー。異種交配していたのかもしれないのですね。
 
エメリー :   ええ、異種交配とか。多くの様々な種が集まります。
 
ジョージ:   人間のDNAを持った?
 
エメリー :   その通り。すべての地球外生命体が人間のDNAを持っていますよ。
 
そしてこういったものをレーダーで発見して、回収に行きます。回収してきたらカプセルに入れて、地上に送り返すのです。
 
様々な繊維、様々な金属などが得られます。それを今度はリバースエンジニアリングするんです。
 
完全な宇宙船が見つかることもあります。それは地上に持ち帰れないですけれどね。
 
ジョージ:   大きすぎて?
 
エメリー :   普通は大きすぎたり、地上に落とすことで燃えてしまうことを心配したり、それか誰かを傷つけてしまう心配もあります。
 
ジョージ:   汚染の心配も?
 
エメリー :   汚染も。
 
ジョージ:   あり得ますよね。
 
エメリー :   だから彼らは回収作業員を送り込んで、宇宙船を分解させたりとか、ビデオに撮らせてできるだけ記録して学んだ上で部品を回収させたりするんです。とても先進的なレーダーを照射して、船の内部を見たり、推進装置が何なのかといったことを見ることもできます。
 
ジョージ:   エメリー、あなたが具体的に見たものは何かありますか?
 
エメリー :   私が見たことがあるのは、金属片、兵器、医療機器、遺体、宇宙船の部品、宇宙船の推進装置などで、これらは私がいた区分化プログラムの地下施設に持ち帰られ、そこにはこういったものを保管する大きな貯蔵エリアがありました。
 
そしてもちろん、遺体に関しては全く別のエリアに持ち込まれます。
 
私が見たのはそういったものですね。
 
ジョージ:   あなたが見て一番びっくりしたものは何ですか?
 
エメリー :   物質そのものですかね。彼らが様々な検査をして出た結果が、こういった金属は・・・地球上にはないものだと分かったり、特定の金属が混ざり合ってたものだと分かって、その分子の結合の仕方を分析することによって驚くべき新素材を開発して、今では防護材やインプラントなど様々な物に応用されていますよ。
 
ジョージ:   ではあなたはETの遺体よりも金属片の方に興奮したんですか?
 
エメリー :   ええ、分かって欲しいのですが、遺体の方はいつも見慣れていたので・・・
 
ジョージ:   なるほど。
 
エメリー :   ・・・だから大した事ではないんです。でもこういった金属は私たちを保護することができたりして、全世界を変えることができる発見ですからね。
 
彼らはそれを宇宙船に使っていますし、兵器にも使っていますし、飛行機にも使っていますし、医療にも使っています。
 
彼らは見つかったものによっては製薬に利用することもあります。
 
それをリバースエンジニアリングしたり、複製しようとしたりです。それにどんな機能があるのか、どうやって作られたものかを解明しようとしているんです。
 
このプログラムは、ほら、私はそれを「秘密のNASA」みたいに呼んでいます。別の人はそれをSSPとか、様々な俗称で呼んでいますが、もう長く存在してきたものです。
 
彼らはとても進んだスペースシャトルを持っています。とても進化したスーツもあります。それはテレビで見るような大きくかさばるスーツではありません。ほら、ニール・アームストロングとかバズ・オルドリンが着ていたような。
 
ジョージ:   もっと動きやすいものなんでしょう?
 
エメリー :   とても柔軟性があって、動きやすいです。リバースエンジニアリングされたとても強い素材です。
 
ヘルメットは電気で透明にも暗くもできます。内部には独自の空気環境を作り出せます。
 
このスーツを着ていれば何日も何日も生き延びることができます。
 
呼吸から排尿・排便まで、全てがこういったスーツでは考慮に入っています。
 
旧式の宇宙服とダイビングスーツの中間くらいの感じですね・・・
 
ジョージ:   パイロットが着るスーツみたいな締め付けがあります?
 
エメリー :   いいえ、それとはちょっと違います。トライアスロン選手が海を泳いでいるのを見たことはありますか?彼らが大きなウェットスーツを着ていることがあるでしょう。
 
ジョージ:   ええ。
 
エメリー :   それか南極にスキューバダイビングに行くような人たちが着ている、ダイビングスーツにヘルメットのフル装備がありますよね。
 
それがもっととても肌にぴったりとして縮んだのを想像して下さい。
 
ジョージ:   動き回れる程度に。
 
エメリー :   動き回れます。そこらじゅうが関節になっています。
 
ジョージ:   完全に密閉されている?
 
エメリー :   とても器用に両手が使えます。(ヘルメット以外)すべて一つなぎです。そして背中のジッパーで閉じます。
 
そして襟の部分のアルミ製のフレームにヘルメットを装着します。
 
 
ヘルメットは大きな特殊ガラス製で、間に金属の線が入っていて4~5面に分けられています。
 
そして内部にはヘッドアップディスプレイがあり、通信装置は襟の中に入っています。
 
 
だからコンピューター関係はすべて襟に内蔵されていて、それがヘルメットのスクリーンを映し出しているのです。
 
そしてハブを通じて生中継で映像が転送されます。
 
遠隔地からその人の目線になって見ることができるんです。
 
ジョージ:   おもしろい。
 
エメリー :   そしてすべて声認証で起動します。
 
後半に続く