∞ このところ、いつものメッセージの翻訳が止まっています。(-_-;) ジョウホウ ヒデリナンヨ。
 
 
 
 
よろず屋寸話
2017年6月28日
 
若返りへの模索
 

人は歳をとると体力が衰え、気力も無くなり、病気がちになります。そして病気が快方に向かったり、悪化したりを繰り返しながら徐々に弱っていき、いずれ死を迎えます。
 
生死の輪廻を超越したといわれるイエスやババジのような聖人を別にすれば、秦の始皇帝のように本気で不老不死を追及したとしても、死を免れたという話は聞いたことがありません。
 
私たちは、生を得た者が死を迎えるのは、自然の摂理だと考えています。
 
スピリチュアルの本を読むと、人間の恐怖の根源は死である、といったことが書いてあったりします。これに対し、神秘家のゲリー・ボーネルさんから興味深い話を聞いたことがありました。
 
ゲリーさんは、人は死を恐れていないというのです。人が恐れるのは、死に至るまでの苦痛だというのです。たしかに誰だって、のたうち回るのような苦痛を味わいながら、死を迎えたいとは思わないはずです。
 
私はこの話を聞いたとき、なんだか納得したような気分になりました。
 
私がこれまで人と接してきた経験からいっても、誰しも人は長生きを望んでいるわけではないという感覚があったからです。
 
ただ長寿を望んでいない人でも明らかに言えることは、死を迎えるまでは元気でいたい、つまり、健康寿命を延ばしたいと思っていることです。
 
病院で身体中に管を通され、(スパゲティ状態というらしいですが)、身体の自由を奪われ、ただ息をして生きているだけなんて誰でも後免蒙りたいはずです。
 
長生きしたいとは思わないと言う人は、こうした病院で、自由もなくただ生かされている状態をイメージしているのかもしれません。
 
だとすると、問題は健康寿命をいかに長くするかです。しかし、もっといいのは、いっそのこと若返ってしまうことです。でも気持ちの面で若返るということはあっても、本当に若返るということはあるのでしょうか。
 
しかしどうやら体力、気力が甦るはもちろん、老化した身体組織自体も復活するというのはあるようなのです。
 
実例として、『ミラクルヒーリング2』(小林:健、吉本:ばなな著、ヒカルランド)から抜粋して紹介します。
 
・・・<『ミラクルヒーリング2』、p87~p91から抜粋開始>・・・
 
小林: 私が教えた若返り健康法で70歳の男性が69歳の女性を妊娠させたんですけど、それを本に書いたときは10歳ずつ減らしました。
 
吉本: 私、それを読んで、結構ぎりぎりの年齢だと思ったけど、もっと上だったんですね。
小林: 10歳上です。
 
吉本: それができるなら、私、今から5人ぐらいつくっちゃおうかな。子どもはいくらでも欲しいくらい! 5人はムリかな……。
 
小林: それも、50年前の恋人同士だったんですよ。
 
吉本: いい話でしたね。
 
小林: 私の大好きな患者さんが「明日、うちのパパがイタリアに帰らなきゃいけないんだけど、土曜日にやってくれる?」と言うから、冗談じゃない。私は昔、土曜日も働いてガンになったんだからダメだ」と言ったら、「ケン、アイラブユー」と言われて、しょうがないからやることにしたんです。
 
その後、もう一人の大好きな患者さんから電話があって、「うちのお母さんがオシッコがとまらなくてどうにもならないから土曜日の午後に診てもらいたい」と言うわけです。考えてみたら1人約束していたので、いいよと返事をしたんです。
 
そのお父さんとお母さんが、50年前に結婚する予定だったんです。
 
吉本: 運命の再会。
 
小林: 先に女性の治療をして、後から男性が来て待っていたんですが、女性が元気になって二コ二コ笑いながら僕と話していたら、その男性が女性に向かって「すみませんが、あなたの好きなスポーツは何ですか」と聞くわけです。彼女が「テニス」と答えたら、「あなたが卒業した高校はどこですか」とか立て続けに質問して、彼が「あなたのお父さんはディプロマット(外交官)ですか」と言った瞬間、「Are you Paul?」「Are you Catherine?」と叫んで抱き合ってキス。僕も長年生きているけど、あんなすごいキスは見たことがない。二人がもう離れないのよ。囲っちゃった。
 
「いいかげんにしてくれない? 僕、山に帰りたいんだけど」と言ったら、「ちょっとプライベートトークさせてください」と言うので、僕が帰り支度を整えて出てきたら、「今、この場で結婚したい。あなたはヒーリングミニスター(治療牧師)だからできるでしょう」と言うわけです。僕は4つの宗教のバイブルを持っているから、読んで、その場で結婚させてあげたんです。二人ともパートナーは死んじゃっているから。
 
そこまではよかったの。しばらくしてから特別な相談があるということでやってきて、「子どもをつくりたい」と言うので、「何を言っているの。あなた、70歳でしょう。立たないじゃない」とはっきり言っちゃった。
 
吉本: 女が若ければ何とかなるのかなあ。
 
小林: 彼女も子どもが欲しいと言うから、「あなたは生理がずっと前に終わっていて、どうにもならないじゃない。卵子も精子もないでしょう」と言ったら、「ケンはミラクルドクターじゃないの」と言うので、「そういうことを言われることもあるけど、そういつもうまくいかないよ」と言ったけど、どうしてもやってくれと言うわけです。
 
しょうがないので、導引光という体操を教えて、毎週1回治療して、2、3カ月後に精子の量を調べたらゼロから50個に増えていたんですけど、チョー少なくて、これでは絶対に子どもはできない。「あなた、立つの?」と聞いたら、それは大丈夫みたいでした。
 
しばらくしたら奥さんから電話があって、「子宮ガンが見つかった」と言うんです。でも、量子波で見たら、ガンの波長がない。おかしいなと思って妊娠の波長を見たら、妊娠の波長が出ているわけです。
 
それで、「産婦人科に彼と一緒に行きなさい」と言って、検査したら、確かに妊娠していたんです。医師に口止め料を1000ドル払って、弁護士を雇って、生まれたら奥さんのお嬢さんの子どもにするということにしたんです。1年後のパーティーに行きましたが、元気に育っていました。あれから十何年たっているけどそのおじいちゃんおばあちゃんも元気です。
 
吉本: すばらしいですね。
 
小林: でも、ガンだと言われて、その気になってしまったらダメだったね。僕はそんなことは信じないから。
 
吉本: 普通は、そう言われたら、すぐ治療に入っちゃうものね。それでいっぱいの人が自分からよりいっそうガンになっていって、命を落としているような気がします。
 
小林: ガンと診断されたと言って僕のところに来る人の75%はガンではなくて、ただの炎症です
 
 ・・・<抜粋終了>・・・
 
70歳の男性が69歳の女性を妊娠させ、実際に子供を授かったというのは、やっぱり驚いてしまいます。
 
当初、男性は精子の数がとても妊娠させることができるレベルではなく、女性は閉経していたというのですから、なおさらです。
 
明らかに言えることは、人は環境と条件が整えば、(もちろん人の強い意志があってのことだと思いますが)老化した身体組織細胞を復活させることが可能だということです。
 
これに関連して、もう一つ例を紹介したいと思います。
 
私は今、サアラさんのスクールに通っているのですが、そこで聞いた話です。
 
サアラさんはかつて、ロシアのサイキック養成アカデミーに通っていたそうです。そこでサアラさんが体験した話です。
 
アカデミーには、若い学生から90歳のおばあちゃんまで幅広い年齢層が通っていたそうです。
 
その90歳のおばあちゃんですが、腰はひどく曲がり、頭は白髪というより、その白髪も大半が抜けた状態で、要するにヨボヨボだったそうです。
 
これは90歳という年齢を考えれば当然かもしれません。
 
むしろ、90歳になった人が、厳しいカリキュラムのアカデミーによく行けたものだと感心します。
そのおばあちゃんですが、アカデミーで教わったエネルギーワークを毎日やったそうです。
 
サアラさんによると、このエネルギーワークは身体に直接働きかけるものではなく、その人の魂の場にエネルギーを注ぎ込むという手法なんだそうです。
 
そしてエネルギーが注入され魂の場が活性化すると、必然的に身体が若返ってくるんだそうです。
 
それからしばらくしてのことですが、サアラさんはアカデミー時代の皆が集合している写真を見て驚くことになったのです。
 
写真に中に、あの90歳のおばあちゃんが写っているというのですが、誰かわからないのです。
 
指摘された人は、まるで別人でした。腰は曲がっているどころか、しゃきっと背筋が伸び、身長はインストラクターとほぼ同じだとわかったのです。頭には髪の毛がふさふさして、顔も若返っており、とても同一人物だと信じられなかったそうです。
 
そのエネルギーワークを私たちスクール生にも教えてくれるというので、スクール生の間で評判になっています。
 
最後の授業のときに教えてくれるらしいのですが、教えてもらったら、私は密かにそのエネルギーワークを毎日やってやろうとたくらんでいます。
 
さて、残念ながら小林:健さんの本には導引光のやり方は書かれていませんが、若返りに関するヒントのような記述がありました。
 
『ミラクルヒーリング』(小林:健、船瀬:俊介著、ヒカルランド)のp107に以下の記述があります。
 
「小林: 耳鳴りは腎臓から来ている、おしっこも腎臓、全部関連しているわけです。それを抑えない限り、ヒーリングアーティストじゃない」
 
p115の記述です。
 
「小林: あと、男の人が立たないのを簡単に立たせる。それを飲んだら、パンツをはくのが大変になるような感じで、漢方薬はよく効きますね。腎臓が性器を活性させますので、男性の強化は簡単です。同時に若返りますよ!
 
船瀬: 男性軍、今聞いた? パンツがひっかかりまっせ(笑)」
 
パンツを履くのを苦労するぐらい精力のつく漢方薬があるなら、ぜひその漢方薬を知りたいものですが、これまた残念ながら漢方薬の名前がありません。
 
小林: 健さんによると、どうやら若返りのキーとなるのは、腎臓のようです。
 
そこで私は、本屋で腎臓に関する本を探すことしました。そこで、見つけたのが以下の本です。
 
『疲れをとりたきゃ腎臓をもみなさい』(寺林陽介著、アスコム)
 
この本で勧めているのが、腎臓のマッサージです。

ネットで見ることができます。
 
 
私はまだこの腎臓のマッサージをやっていませんが、そのうち始めようと思っています。付け加えると、この本で腎臓に良いとされる食べ物が以下です。
 
p182から抜粋します。
 
・野菜
・豆類
・魚介類
・海藻類
 
どうやら伝統的な日本食だと良さそうです。
 
さらに『長生きしたけりゃ素生力(そせいりょく)をつけなさい』(小林:健著、マキノ出版)に以下の記述がありました。
 
「ストレスは肝臓と腎臓に大きなダメージを与えます。肝臓は全身の血液循環や新陳代謝をつかさどり、睡眠も支配しています。したがって、肝臓が弱ると眠れなくなります。
 
 また、腎臓は体の9割以上の支配・統合をになっていて、髪の毛、脳、心臓、耳、目、歯、歯肉(歯ぐき)、甲状腺、生殖器、骨、間接、神経、感情などをコントロールしています。さらに、t『声』をつかさどっているのも腎臓です」
 
私も体験があるのですが、身体は非常に疲れているはずなのに、なぜか眠れないということがあります。これは肝臓が弱っていたせいとのことで、なるほどと思います。
 
とにかく、若返りのキーとなるのは腎臓の活性化のようです。
 
あとこれは以前の記事にも書いたことですが、私は去年の春頃から、頭皮が数ミリ単位で髪ごと抜けるという奇妙な現象に悩まされています。
 
行きつけの床屋さんもこんなの見たことがないと言っていたので、たぶん普通の人には起こらない現象なのでしょう。
 
老廃物を外に出していると言われたのですが、ないしろ頭皮ごと抜けるので、私の頭はまだらハゲのような状態になってしまいました。
 
なんとか髪の毛を復活させたいと思い、『薄毛・白髪に黒髪が復活!』(マキノ出版)を読んでみました。
 
その中に、還暦ながら30代の若さに見られる南雲吉則(なぐもよしのり)医師の記事がありました。
 
南雲医師は、水シャワーを浴びることで、太く濃い黒髪が蘇るというのです。
 
抜粋して紹介します。
 
・・・<『薄毛・白髪に黒髪が復活!』、p8~p9から抜粋開始>・・・
 
フケやかゆみ、抜け毛がピクリと治まった!
 
「50代なのに30代に見える医師」ということで、多くの著書を上梓している私ですが、実は長い間、頭髪については悩みを抱えていました。
 
私の荒れた頭皮が回復し、薄毛が回復してフサフサになったのは、水シャワーのおかげです。今日は、その話をしましょう。
 
私の祖父と父は、髪が薄くなる体質で、私が物心ついたころには二人ともハゲていました。「ハゲは遺伝」と思い込んでいたので、私もある程度は覚悟していたのです。
 
実際、私はずっと頭皮の状態が悪く、ひどいフケ症でした。地肌がいつもかゆく、赤く炎症を起こしていて、ステロイド(副腎皮質ホルモン)剤を塗っていました。
 
40歳を過ぎるころから抜け毛もふえました。抜けた毛を見ると、毛先が産毛のように細く、ゾッとしたものです。
 
整髪剤をつけて、髪をふんわり整えても、後ろから見ると髪がパックリと二つに割れ、地肌が見えました。自分では当然気づかず、後日、スナップ写真で自分の後頭部を見て、愕然としました。
 
シャンプーを変えたり、育毛剤を使ったり、マッサージをしたりしましたが、症状は改善しませんでした。
 
そのうち、どうやら整髪料を使ってから、シャンプーをしたあとに、頭皮の状態が悪くなることに気づいたのです。
 
そこで、髪の毛をぬるま湯で洗い、最後に水のシャワーを浴びるようにすると、フケやかゆみがピタリと治まり、毛が抜けなくなりました。
 
私が行っている水シャワーのやり方は、いたって簡単です。
 
まず、最初にぬるま湯のシャワーを頭からザーツと浴びて、髪や体を手でなで洗いします。整髪料を使ったときの頭や、わきの下や陰部など毛が生えている部位、足の裏は、固形石けんを使って洗います。
 
それからシャワーの温度を少し下げて、また頭から浴び、石けんの泡を流します。
 
もう一度、温度を少し下げ、シャワーを浴びてから、最後に水のシャワーを頭から浴びるのです。「冷たい!」と感じたらそれ以上我慢せず、止めてOKです。
 
湯上がりには、乾いたタオルで、体をよくふいてください。こうすると、体がポカポカしてくるでしょう。
 
必要な皮脂が残り地肌も髪も傷まない!
 
私たち人間は恒温動物ですから、体の表面を温めれば温めるほど、深部の体温を下げて体温を一定にしようとします。
 
逆に、水シャワーを浴びて、体の表面温度が下がると、体温を上げるために血流が促進されます。頭に水シャワーを浴びると、頭皮の血流が活発になり、酸素や栄養素が行き渡るというわけです。
 
ですから水シャワーを全身に浴びるのが怖ければ、頭だけにかけてもけっこうです。
 
ただ、その場合できれば、ひじ先、ひざ下にも水シャワーを浴びたり、水でしぼったタオルで全身をふいたりすることも、併用してください。
 
なぜかというと、全身が「冷たい!」と感じることが大事だからです。
 
動物の体は、冬の間、フサフサとした保温性の高い毛が密集して生え、夏は風通しのいい毛に生え変わります。人間も同様に、寒さを感じるとフサフサとした毛が密集してくるのです。
 
また、水シャワーを実行すると同時に、「洗いすぎない」ことも大切です。
 
シャンプーの各メーカーは、「頭皮の汚れ、毛穴汚れを落とす」という名目のもと、強力な洗浄力を競い合っています。その結果、毛穴に詰まった脂は取り除かれ、頭皮も髪もパサパサに乾燥します。
 
毛穴に詰まった脂を「脂栓(しせん)」といいますが、これは実をいうと、毛根に毛ダニや悪玉の細菌が侵入しないための保護膜なのです。シャンプーが保護膜を取り除くため、毛根が炎症を起こして毛が抜けます。
 
髪が薄くなると、ボリュームを出すために整髪料をつけることになり、それを落とすためにシャンプーをする……という負の連鎖を引き起こしているのです。負の連鎖は、どこかで断ち切る必要があります。
 
私はふだん整髪料をつけません。髪はぬるま湯で洗い、最後に水シャワーをして終わりです。この洗髪法なら、汚れだけが落ちて、必要な脂は残るので、地肌が荒れることも、髪が傷むこともありません。
 
髪や体を洗いすぎず、肌表面の皮脂や善玉の細菌といった保護膜を壊さないようにすれば、髪も肌も健康を保つことができます。習慣にすれば、若返り効果も期待できるでしょう。
 
私自身も水シャワーを始めて、3年足らずで髪が太く濃くなり、今ではフサフサの毛量を保つことができています。
 
水シャワーは、脂肪を燃焼させる効果もあるので、育毛と同時にダイエット効果や若返り効果も得られます。ぜひお試しください。
 
・・・<抜粋終了>・・・
 
私はこれは良い! と思い、水シャワーを実践しています。
 
始めてまだ2ヶ月程度なので、はっきりとした効果は確認できませんが、水シャワーを浴びた後、ポカポカするという感覚はよくわかります。
 
南雲さんは3年続けてフサフサになったということなので、気長に続けるつもりです。
 
さらに『薄毛・白髪に黒髪が復活!』に、髪にいかにも良さげな食べ物が紹介してありました。
昆布、生姜、ゴボウなどを酢に2日ほど漬けて、食べるというのです。
 
そういえば南雲医師は、若返りの習慣として、ゴボウ茶を毎日飲んでいました。なんだか良さそうです。
 
私はお気に入りの柿酢に、細く切った昆布、生姜、ゴボウを漬けて毎日ちょっとづつ食べるようにしています。
 
そのせいでしょうか、細かった髪の毛が、なんだか太くなってきた感じがします。
 
まだ頭皮ごと抜けるという症状は収まっていないので、明らかな効果は確認できませんが、これも気長に続けてみようと思っています。
 

∞ この手の情報はネット上に結構ありますね。その全てを整理したエッセンスをまとめて、またスピリチュアルな要素もふんだんに取り入れて、自分なりに「医者いらずの健康マニュアル」というものを作ってみたいものです。
 
(^_^;) オッチャン カラ ワカオッチャン イイカモ。