∞ 「2001年宇宙の旅」に込められたメッセージ、錬金術!? (◉_◉) ホホウ。 
 
 
 

コズミック・ディスクロージャー
2017年2月10日
 
大いなるソーラーフラッシュ シーズン7 エピソード5 (前半)
 

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訳注: 映画「2001年宇宙の旅」の引用が多数出て来ますが、実際の映画と微妙に違うところがあります。そのへんはなるべく映画の内容との乖離が最小限になるように表現などを調整しています。
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David Wilcock: さぁ、『コズミック・ディスクロージャー』へようこそ。司会のディビッド・ウィルコックです。コーリー・グッドをお迎えしてお送り致します。今日はもう一人、私の数少ない先輩の一人である、映画監督のジェイ・ウェイドナーにもおいで頂きました。
 
ジェイ、私はあなたがずっと昔からやってきたことに興味を持ちましたが、あなたと最初に会ったのは、リチャード・C・ホーグランドの紹介でしたね。
 
Jay Weidner: ええ、そうですね。
 
David: 彼とは昔からの付き合いですか?
 
Jay: ええ、10年間一緒でした。
 
David: あなたは映画「2001年宇宙の旅」について、目覚ましい分析を行いましたが・・・
 
Jay: はい。
 
 
David: 私はまだその内容を全部見ていませんが、今回の放送のテーマはソーラーフラッシュです。丁度、その続編「2010年」の中にも、木星がフラッシュして・・・(小さな太陽になった)
Jay: 実を言うと、それもホーグランドの理論に基づいていたのです。
 
David: えっ、本当?
 
Jay: ええ。アーサー・C・クラークが書いた続編「2010年」の巻末には「リチャード・ホーグランドの理論に基づく」と書いてあります。
 
David: 嘘でしょ?
 
Jay: 本当ですよ。
 
David: 「2001年宇宙の旅」が伝えたいメッセージは何だったと思いますか?映画の中で何を伝えたかったのでしょうか。
 
 
Jay: 私たちは大いなる転換期に差し掛かっていることを伝えたいのだと思います。人類という種族にとってね。私たちはある種のえり好みのできない選択に直面していて、HALのAI路線を選んでAIに私たちの生き方を任せるか、それともAIに逆らうか。AIに逆らう選択は簡単にいえば、映画の中の宇宙飛行士ボーマンがやっているように、物理的に、有機的に次元上昇して、スターゲートを通り抜けるのです。
 
その中で、高い知性をもつ宇宙人が人類をなんとか導こうとしていて、彼はスターゲートを通った人間第一号になったのです。
 
David: 月に黒い板状のオベリスクがあることを考慮して、「2001年宇宙の旅」は現実世界の中で古代ビルダー種族が残した遺跡を明かそうとしているみたいですが、コーリー、あなたはどう思いますか。
 
Corey Goode: ええ、それは明かですね。
 
Jay: ええ。
 
 
David: 映画「2001年宇宙の旅」の冒頭にオベリスクが現れて、観衆は戸惑いましたね。「何だ、これは?15分間も猿が走り回って叫んでいるだけじゃないか?」って。
 
 
Jay: ええ、そうでしたね。
 
David: そして、現れたオベリスクに触った猿が好戦的になりました。
 
Jay: ええ、彼は動物を殺して肉食を覚えました。それまで彼らは菜食でした。モノリスとの接触で、彼らは肉食になりました。
 
 
次のシーンで、その猿は生肉を食べています。
 
 
その後、水場をめぐって最初の同類殺害が起きました。
 
クーベリックは変容がやっかいであることを私たちに語っています。非常にやっかいです。準備が出来ていないと、変容から暴力が生まれかねません。だから最初の殺害が起きたのです。
 
 
そして、映画の終わりに近い場面で、ボーマンは彼の変容の前に最終的に HAL の動作を止めました。

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訳注: HAL は木星のオベリスク探査へ向かうボーマンらの宇宙船に積んである人工知能コンピューターです。
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なぜHALが他の宇宙飛行士を殺したかというと、HALは自身の意識を獲得してしまったため、人類が次の文明段階に到達するのを止めたかったのです。
 
 
映画の冒頭の猿たちは、確実に絶滅に向かっていました。
 
David: うん。
 
Jay: なぜなら、彼らは野獣から逃れるために夜間は隠れていましたが、モノリスが介入して、第一波の文明開化を授けたのです。
 
David: なぜ猿が武器として使っていた骨を空中に放り投げたら、それが一瞬にして宇宙の旅へ場面転換したのでしょうか。
 
 
 
Jay: 人類の最初の変容から、次の変容までのすべての人類史は無意味で無益だということを、きっと彼は言いたかったのでしょう。その歴史のすべては無意味なのです。
 
大事なのは、人類の種族としての変容だけです。彼が気にかけているのはそれだけです。その間に起きたことはどうでもよかったのです。
 
ただ一つ大事なのは、このモノリスによる変容で、新しい人間が作られるということだけです。
David: なぜ彼は映画の続編に2010年を選んだのでしょうか。
 
Jay: 2010年を選んだ理由はわかりませんが、2001年を選んだ理由には心当たりがあります。
 
David: 何ですか?
 
Jay: もともと、原題は「星々の彼方への旅」でした。それから、不思議なことに、1967年後半に、スタンリーは名前を「2001年宇宙の旅」に変えることにしたのです。
 
ともかく興味深いことに、スタンリー・キューブリックの親友にメル・ブルックスがいます。彼らは同じ村で育ちましたが、1967年後半に、「それ行けスマート」(GetSmart)というテレビシリーズに、「エリコの壁」という題名のついたエピソードが放送されました。
 
非常に面白い話だから、よく聞いてね。

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訳注: Get Smart はアメリカの秘密諜報員を話題にしたテレビアニメシリーズです。初期の主人公はマックスウェル・スマート(Maxwell Smart)です。このエピソードでビル建設に携わっていた企業はエリコ建設でした。
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David: はい。
 
Jay: そのエピソードで、マックスウェル・スマートは、なぜか建てては崩れてしまうという建築中のビルの謎を調査する任務につきました。彼は現場の作業員になりすまして原因を突き止めました。
 
FIG12
 
それは非常に重要な任務でした。なぜなら、そのビルの名前はオデッセイで、月探査計画はそのビルに収容される予定でした。当然、ビルが崩れるのは困ります。
 
 
 
マックスウェル・スマートは建築現場で原因を見つけて、上司に電話しました。「チーフ、原因が分かったよ!」
 
「彼らはビルを建てながら、爆薬をビルに埋めているんだよ!」おかしい話でしょ?
 
David: あれは何年でしたか?
 
Jay: 1967年でした。丁度政府らがワールド・トレード・センターを建てようと決めた年でした。
 
David: あらまあ。
 
Jay: いいですか?フリーマン・フライという優秀な調査員がいて、彼がワールド・トレード・センターの次席建築士にインタビューしたのです。その建築士はもう亡くなっています。
 
 
■ ビデオ取材
 
取材相手: ラスベガスで流行っていたやつが、ニューヨークでも流行りはじめているようだけど、「何が流行ってるんだ?」と俺は聞いたんだ。
 
取材者のフリーマン・フライ: それなに?
 
取材相手: 「建物を建てる前に爆発装置を入れとくんだよ」
 
フライ: 嘘だろ?
 
取材相手: そうすりゃ、(解体するときは)一発でペチャンコになるだろ?
 
Jay: スタンリー・キューブリックもメル・ブルックスもニューヨークのギャングと取引したと思います。どちらも超有名人でした。ギャングが映画に資金提供しているのは常識です。彼らはこれから起きる出来事の情報を事前にキャッチしていたのです。
 
メル・ブルックスはマックスウェル・スマートという人物を作り上げ、スタンリー・キューブリックは映画のタイトルを「2001年宇宙の旅」に変えました。なぜなら、彼らは2001年に起きることを知っていたからです。

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訳注: 2001年といえば、もちろん911事件です。ワールド・トレード・センターが一瞬にしてぺちゃんこになったのは、まさにここに書かれたように地下に爆弾があらかじめ埋め込まれていたからというのは有力説の一つです。また、ワールド・トレード・センターが破壊された理由は、公開される予定の機密文書が大量に置かれていたとも言われます。
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David: このビルは月と関係があるのですか?
 
Jay: ええ、オデッセイと呼ばれています。
 
David: このビルは月の植民地化と関係あるのですか?
 
Jay: そのビルはアポロ計画を収容するために建てられたのです。
 
David: ところで、コーリー、映画「2010年」の中に太陽系内でフラッシュが起きましたが、あなたに知らされたソーラー・フラッシュの予定時期とはどれくらいの時間差がありますか。
 
Corey: えーと、秘密宇宙プログラムのスマート・グラス・パッドや噂によると、それは2018年から2023年までの間に起きることになっていました。
 
David: それもマヤの暦の終わりに近い年代ですね。
 
Jay: そうですね。
 
David: そうでしょ?
 
Jay: ええ。
 
David: アーサー・クラークはタイトルを2010年に決めたとき、それを知っていたのでしょうか。
Jay: 知ってたと思います。あなたはコーリーをインサイダーの中のインサイダーと呼んでいますが、だとすると、アーサー・クラークはインサイダーの中のインサイダーの中のインサイダーだと思います。彼はいろんな人と付き合っていました。ウェルナー・フォン・ブラウンをもちろん知っていました。ヘルマン・オーベルトとか、彼は宇宙プログラムの中にいるいろんな人に会っていました。若いスタンリーはいつも彼にくっついていました。
 
スタンリーはいろんな情報を知ってたと思います。「2001年宇宙の旅」の物語の中に、秘密宇宙プログラムのことが隠されていました。「彼らに知らせるつもりはないよ。月にウィルスが広まったという物語を作り上げよう。私たちが見つけたものを誰にも教えないぞ。」というようなセリフがありました。
 
秘密宇宙プログラムがあることは明らかでした。映画の中の木星へのミッションも、行く理由は秘密にされていました。彼らがそこへ行く理由はまったく知らされていませんでした。
 
David: コーリー、秘密宇宙プログラムにいたとき、錬金術のような実用技術について聞いたことはありますか?卑金属(貴金属の対義語)を金に変えるようなことは現実的なのでしょうか。
 
Corey: ええ、ありますよ。彼らがARVを造っていたとき、ガラス・シリンダーの中に水銀を入れて高圧電流を流して攪拌して、水銀の渦を作り出すことで回転する電場を作ろうとしました。
ところがその水銀が絶えず金に変化してしまってうまくいきませんでした。これは実際に大学の研究室で再現されました。

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訳注: ARV = Alien Reproduction Vehicles。コーリーは詳しく説明していませんが、推測すると、宇宙人の乗り物を真似て作った乗り物と解釈するのが自然かと思います。
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Jay: 本当?
 
Corey: うん。
 
 

 
Jay: それはベル研究所の技術だから、大事ですよ。
 
Corey: そうですね。
 
Jay: 面白いですね。
 
David: ジェイ、これに相当する昔風の技術があると思いますか?または、ある種の霊的プロセスを比喩的に表現するものとか。
 
Jay: あると思います。物質的であり、霊的でもあると思います。鉛または水銀から金を生み出すのは、実際に錬金術の大きな要素です。水銀を金に変換することについて、仲間といろいろ議論しました。
 
でも、自分自身の魂を金に変えるまでは、何かを金に変えてはいけないのだと思います。金(GOLD)から L を取れば神(GOD)になるでしょ?
 
David: ふむ。
 
Jay: でしょ?それに、L は鉛 (LEAD) でしょ?
 
David: ふむ。
 
Jay: だから、金(GOLD)からLを取り出すことが出来れば、あなたは神の境地に達するのです。それこそ、私たちの目標ではないかと思います。
 
だから、鉛や水銀を金に変える能力が身についたら、あなたは目標に到達したことを意味します。あなたは高次元のアセンションを遂げたからこそ、物質を転換できるようになったのです。
 
David: カバールの秘密結社の中にそういう錬金術師がいると思いますか。
 
Jay: いないと思います。それは自信を持って言えます。以前、フリーメイソンの図書館に入れてもらったことがあります。そこにあるすべての書籍を読む許可をもらいました。図書館から持ち出せませんが、読むことは出来ました。もちろん、メモも禁止でした。
 
David: へえー。
 
Jay: 読んだ本の中にこんなことが書いてありました。18世紀後半、アムシェル・ロスチャイルドが不老不死の薬を手に入れようと決心した頃、フリーメイソン社会の中で分裂が起きました。
 
ホワイトハットと呼ばれている善良な人達がフリーメイソンと袂を分かち、離脱しました。それ以来、彼らを見た者はいません。
 
一方では、ブラックハットと呼ばれている人達はホワイトハットを探し出そうとしました。なぜなら、命の秘密エリキシルである、不老不死の薬をホワイトハットたちが持っていたのです。ブラックハットの寿命が延びるのだけは避けたかったので、ホワイトハットはブラックハットに渡したくなかったのです。ブラックハットには早く死んで欲しいのです。
 
ブラックハットは手を尽くしてホワイトハットを探し回りました。第二次世界大戦の後、当時OSSだった CIA はヨーロッパ全土をくまなく探して、偉大な錬金術師であるフルカネルリを探していました。
 
見つけたら、彼の知っていることをすべて吐かせるために、拷問でもなんでもするでしょう。きっと。
 
ヨーロッパでは、錬金術師が時々不老不死の薬を作り出すことに成功します。それが友達に伝わると、噂が広まってしまいます。皇帝に知られると逮捕され、秘密を教えるように迫られます。
 
でも、悪人に秘密を教える訳にはいかないので、当然殺される運命になります。これが繰り返し起きていたので、錬金術師はとても口が固いのです。
 
David: コーリー、地球史の中でこのような延命技術をもつ血筋について、何か知っていますか?オカルトの儀式または秘密の科学でもいいのですが。
Corey: 延命技術も年齢退行技術もありますが、どこから来たのかは分かりません。それが地球外技術なのか、それとも錬金術師の血筋からもたらされたものなのか、そこは知らないです。
Jay: そもそも、錬金術は地球の技術なのでしょうか。多分違うと思います。
 
Corey: そうでしょうね。
 
Jay: 錬金術の起源について、エーテル界の存在から知識をもたらされたという説があります。同じイシスでも、女神のイシスではないのですが、イシスという名の女性予言者がエジプトにいました。彼女は実際にいた錬金術師でした。
 
ある日、一人のいわば「天使」が彼女に近づいてきて、「あなたとセックスしたい」と言ってきました。彼女は「ダメです!」と答えました。
 
天使は「お願い!」と引き下がりませんでした。
 
そこで彼女は「では、あなたの秘密を教えて下さい」と言いました。そうやって、錬金術の秘密が人間の手に渡ったのだそうです。これが錬金術の本当の秘密です。
 
David: 強烈ですね。
 
Jay: そうとも。
 
David: では、この錬金術の伝承はミトラス教とつながっているのでしょうか。
 
Jay: 一部はそうです。錬金術は古代インド、古代中国、古代エジプトや古代ヨーロッパで伝わっていました。しかもすべて同じところから伝わったみたいです。
 
道教の錬金術には不老不死の薬を作る技術がありました。でも、中国の皇帝は絶えずそれを求めているため、何人も殺害されました。
 
彼らはそれが極めて危険であることに気付き、「こんな秘密を公にしてはいけない。これ以上の犠牲を出さないためにも、それを永遠に葬ろう」と決めたのです。
 
その結果、彼らは長寿のための訓練に頼ることになりました。それが道教の訓練になりました。
 
従って、道教はどうやら約 13,000年前に絶滅させられたかつてあった文明が残した基礎科学のようです。
 
David: ミトラス教の伝承に、レオントセファラス(Leotocephalus) というライオンヘッドの神がいますよね。
 
Jay: ええ。
 
David: 彼らは成人式でライオンの口から火を噴きますね。
 
Jay: 牛の頭も切り落とします。
 
David: トーロクトニー(牡牛供犠)ですね。
 
Jay: ええ、トーロクトニーです。
 
David: ライオンの口から火を噴くことに何の意味があるのでしょうか。
 
Jay: それは錬金術です。ライオンは金です。ライオンは金または神を表しています。錬金術の実験と仕組みをよく表しています。
 
ライオンと言えば、神とか金とか王とか皇室とか頂点とか思いつくでしょ?
 
David: それがソーラーフラッシュまたは何かのソーラーイベントを表している可能性はないですか。
 
Jay: それも当然考えられます。フリーメイソンの図書館にいたときに見つけた情報の一つは、フリーメイソン組織の基本中の基本である、その発祥の時期です。彼らはその発祥の時期には無頓着ですが、父から子へ伝わる知識のようなものとして、フリーメイソンが発祥した紀元前11,000年頃にヤンガードリアス(亜氷期)を終息させたのは巨大な太陽フレアだったと書いてありました。
 
その時代に二つの大災害が起きました。最初のは13,000年前で、超氷河期をもたらしました。それから2000年後、何かが起きて、一瞬にして氷河期を終息させて大洪水を引き起こしました。
 
後半へ続く