今日は男性のお話です。
男性にとって結婚ってなんでしょうね。
僕はこう思っていました、自由がなくなるし、仕事に専念できないし、
我慢、忍耐、メリットなんてない。
そう思って40歳近くまで、独身でいいやと思っていました。
経営者として仕事に夢中になっていたし、大きな夢もありました。
で、一生を変える女性と偶然出会い、結婚することになったわけですが、実際結婚してみてどうか?
確かに独身の時のような自由奔放な自由はなくなりますが、それ以上に二人で生きていくという新しい体験、他人と生涯を共にしていくということは実はすごくワクワクドキドキすることなんだなと気づきました。
そして、自由奔放な自由ではなく、ともに相手を理解しあって、相手に貢献する幸せという、精神的な、大きな別の自由を手にしたと思っています。
そして、仕事の方は、結婚前から、自分の状況や将来のビジョンを隠さずに正直にずっと話してきました。
ですから、妻も応援してくれていますし、仕事のことは黙って見守ってくれています。
それがわかるから、家にいるときはできるだけ妻を大切にしようと強く思っています。
結婚して何より変わったのは他人に対する態度です。
今までは自分の視点で他人を見る身勝手な自分がいました。
でも結婚してからは、どちらが正しくてどちらが間違っているということではなく、どちらも正しい、考えが違う、そして、それはいいことなのだと思うようになりました。
そうか、こういう考えもあるんだ、そこを自分も学ぼうと。
ですから、随分と人に対して態度が変わりました。
部下やお客様に対する態度も変わったと思います。
まずは、相手をそのまま認める、正しい間違いではなく、違いなのだと。
そして、人間関係は鏡であって、責めれば責められる、感謝すれば感謝される、大事にすれば大事にされる。
それだけのことなのだと、結婚を通して気づきました。
結婚してなかったらそうはなっていませんでした。
当然以前より仕事もうまくいくようになりました。
部下を認め、信じて、頼りにするようにしたので、部下がいきいきと輝くようになりました。
男性にとって結婚とは実は最高の成長と学びの場です。
夫婦という最小単位の、一生続くチームを通して学んでいくんだと思います。
そう思いと、自由奔放さの意味の自由など些細なことかもしれません。
結婚は素晴らしいものです。