空き家の種類とは?近年の増加率と放置するリスクについてご紹介!

空き家を所有している方のなかには、どのように処分したら良いか分からず悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
近年では増加傾向にあるといわれる空き家ですが、おもに4つの種類に区分ができます。
空き家の放置にはどのようなリスクがあり、どのように管理すれば良いのでしょうか。
そこで今回は、空き家の種類とは何か、増加率が高い種類と空き家を放置するリスクについてご紹介します。

空き家の4つの種類とは?

その特徴から、空き家は賃貸用の住宅・売却用の住宅・二次的住宅・その他の住宅の4つの種類に区分されます。
賃貸用の住宅は、新築・中古を問わずに空き家となっている賃貸物件で、割合は全体の50%です。
売却用の住宅は、売却を目的とした空き家で割合は3.5%と少数です。
二次的住宅はセカンドハウスとも呼ばれ、普段は居住していないが週末・休暇などで使われる住宅をいいます。
その他の住宅が上記以外で居住していない家をいい、取り壊す予定があったり、何らかの事情で人が住んでいなかったりする住宅です。

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空き家の増加率が高いのはどの種類?

「その他の住宅」が、4種類でもっとも増加傾向にある種類です。
平成30年の住宅・土地統計調査によると、賃貸用の住宅が約50%、その他の住宅は空き家全体の約41%を占めています。
過去の統計を見ると、1990年代頃までは賃貸用の住宅が増加しており、約60%まで上がっていました。
しかし、2000年代に入ると減少を始めています。
一方その他の住宅は、1990年代後半では全体の約30%に留まっていましたが、2003年の調査で増加を始め、現在では約40%を占めています。
さまざまな要因が考えられますが、空き家の管理・維持には多くの手間と費用がかかるのが原因のひとつでしょう。

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空き家の種類でその他の住宅を放置するとどうなる?

「その他の住宅」以外の種類では、今後誰かが居住し、日常的に管理をおこなう可能性があります。
しかし、その他の住宅では持ち主が管理をしなければ、放置されてしまうでしょう。
老朽化が進み倒壊の危険性が高まったり、衛生面で問題が発生したりすると、特定空家に指定される可能性があります。
そうなると固定資産税が高額になり、強制退去によって費用を請求書されるのも考えられます。
大きな問題が発生する前に管理をおこなったり、売却したりして処分すると良いでしょう。

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空き家の種類でその他の住宅を放置するとどうなる?

まとめ

今回は、空き家の種類とは何か、増加率が高い種類と空き家を放置するリスクについてご紹介しました。
かつては賃貸用の住宅が高い割合を占めていましたが、現在ではその他の住宅が約40%を占めるようになりました。
空き家を放置してトラブルにならないよう、管理・売却をおこなう必要があるでしょう。
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