熊本地震から4ヶ月が過ぎ、被災家屋の建替え相談が増えた。
住宅を建築するうえで、建築工法は多岐に及び、また、住宅会社の大小、かつ、全国区、地元
業者、予算の大小等々と、素人が検討するのには、相当にやっかいとなる。
今回のブログでは、今から新築をと考えられている方に、ちょっと参考になる話を書きます。
先日、ある専門家向けの講習会にて、
東京都市大学工学部建築学科教授 大橋好光先生(元熊本県立大学勤務)の講義を聴けた。
また、少しの時間でしたが、色々と熊本の住宅について質問することができた。
その講義と私の質問を勝手に要約すると、
先生は地震対策のためには、「硬い家」が必要と話されていた。
木造在来工法が多い熊本では、安価なて硬い家化するには、
1:地盤改良工事を必要とする土地には、「べた基礎」を採用する。
2:屋内ボード(耐力壁、化粧壁)の施工に増し釘(出来れば2倍)をする。
この2点が安価で「硬い家」を造る方法の一つであると、私は理解した。
誤解を招かないために、あくまでも、複数ある対策の一つである。
耐震化を、増せば増すほど、建築費用が高くなる。
この2点を採用しても、そう高くはならない。
新築(在来工法)を検討されている方は、いかがでしょうか?