最近、立て続けに住宅の雨漏れ、漏水についてご相談がありました。
梅雨、夏の夕立、ゲリラ豪雨、台風と雨に関しては集中して降雨量が
増加する期間です。
雨漏れは主に屋根、外壁から浸入してきます。
新築住宅もいずれは中古住宅となりメンテナンスが必要となります。
住宅を適切に維持保全するためには、要は日頃のお手入れが大切になります。
そこで、色々な専門書にはその手入れについて書いて有りますが、、これも著者によって
バラツキがあります。家は色んな種類が有り、形も違い、建っている場所も違います。
千差万別です。
そこで、参考になるのが「一般社団法人 住宅金融普及協会」が発行している
「住まいの管理手帳:戸建て編」によると(あくまでも標準的です)
30年間の標準的な維持保全計画として
屋根は5年周期の点検、15年から20年で前面葺き替えを検討
外壁は3年周期の点検。 種類により個別に補修
家を本来の機能を維持し快適な住まいとするためには、住人が家に関心を持つことです。
雨漏れが始まってからの修理は大変な金額が発生します。
日頃の点検をしっかり行い事前のメンテナンスを行っていれば安くつきます。
ちなみに、雨漏れの検査の方法としては赤外線カメラにて検査、特殊なガスにより検査、
電気を通電する検査等、色々有りますが弊社では状況によって、使い分けしています。
この調査にも費用が発生しますので、しっかり事前のメンテナンスをお勧めします。
こういった、費用、建物の状況を把握する仕事もホームインスペクターは行っています。