12月7日に国土交通省主催の「不動産流通市場活性化のための講習会」
参加の為、福岡商工会議所へ行ってきました。
2時間半に及ぶ講習会でしたが会場は約200名位が参加されており満員
の状況でした。
講演者は1:野村正史氏(国土交通省 不動産業課長)
2:中城康彦氏(明海大学不動産学部 学部長)
3:矢部智仁(リクルート住まい研究所主任研究員)
4:工藤英寿(九州・住宅流通促進協議会 事務局長)
の4名にて行われました。
テーマは1:市場倍増に向けた不動産流通ビジネスの未来と展望
2:諸外国の流通制度との比較について
3:中古住宅市場の動向と今後の課題
4:首都圏既存住宅流通推進協議会の中間報告
と日本でトップクラスの講師陣が熱く話してくれました。
内容を私なりに要約すると成熟した日本において不動産流通も欧米化され、
より透明性が求められ各専門家による数値化された物件情報の開示が求められ
新築嗜好から中古住宅も選択肢に入れた幅の広い検討が可能となるように変化が
起き始めている。ということでした。
弊社の業務である「ホームインスペクション」 「中古住宅の耐震性能評価」
「中古住宅瑕疵担保保険」等が今後、益々市場から要求さそうです。
また、ようやく国も本腰を入れ始め、流れが出来始めました。
住宅を検討されておられる方は、消費税増、低金利等は購入の上で大切ですが、
目先のトークに惑わされずに住宅の本質について検討されることをお勧めします。