6月29日、30日と仙台市へ行ってきました。
弊社が加盟している「一般社団法人改修設計センター」の勉強会です。
全国から、加盟社が集まり研鑽をしてます。
私は今年2度目の仙台でした。宮城県の湾岸部を、弊社従業員と
見て回りましたが、1年前、半年前と少しづつ、瓦礫の処理が進んでいる
ように感じられました。しかし、以前の状態までの復興は、まだまだ先で
現実の生活には相当のご苦労が有るやに感じられました。
今回、レンタカーで走っていると、戸建ての住宅が、どんどん新築されていて、
国道4号線沿いは、住宅メーカーのモデル住宅が連立していました。
たまたま、地元新聞を読んでいたら、住宅の建築数は前年比、2.8倍と書いて
ありました。東北地方の復興特需を目の当たりしてきた次第です。
建物を診断、評価することを、生業とする者として、ただ、あまりにも、
まとまった数の速すぎる住宅着工は職人の確保や、資材、材料の
対応、顧客の満足度等のハード面、ソフト面の諸問題に今後、何らかの
歪み(ひずみ)を懸念した次第です。