通学中の児童生徒の列に車が飛び込む事故が多発している。
国交省によると、児童が1日約40人以上通る道路などを「通学路」と指定し、
車道と分離された歩道の整備を進めている。
熊本県の通学路歩道整備率は32%で九州内で最下位である。
九州の平均値は41%で、最高は長崎54%、宮崎52%、佐賀49%
鹿児島42%、福岡、大分37%となる。
国を始め、県、市町村の財源や用地確保等の課題が山積みと推察
出来るが、ハード面の整備は、やりくりして、もう少しでも、どうにかならないか?
せめて、九州の平均まで引き上げられないか。
また、一方ソフト面では、昨年9月に警察庁は学校周辺の道路などを時速30キロ以下
に制限する「ゾーン30」の取り組みを推進するように各都道府県に通達している。
行政と民間で知恵と工夫と財源・納税を出し合い、効果的な運用を行い、通学中の子供
を事故から守るスキームの確立を早急に立ち上げる時ではないでしょうか。
(参考:西日本新聞6月19日記事)