熊本市の自転車放置禁止区域の拡大について | 一期一会

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株式会社 未来補償コンサルタント 代表者ブログ

熊本市は6月1日から、所謂、街中での自転車駐車場を有料化する。


この対応は、昨年9月に策定した「放置自転車ゼロ作戦」の一環である。


今後、専用の駐車場にしか、止めることは出来なくなる。また、駐車時間も


2時間を超えると、100円単位で有料となるらしい。



街中の美観を形成するには有効に機能するでしょう。


しかし、一方では、歩道や公園に設置してあった市営駐輪場9カ所は全て


閉鎖するそうです。


いま、熊本の中心市街地、所謂、街中は郊外の大規模店舗の煽りを受けて


相当苦戦しているのが現状です。


有料化で、学生や若者の流入が、一段と減るのでは?


私の子供は高校生だが、子供にとって、駐輪料の100円、200円は


莫大に大きい。お金を払ってまで街中へ行くだろうか?


多分、家の子は、小遣いが少ないのも有り行く回数が減ると思う。


この子達が大人になった時、街中の楽しさを経験してなければ、


将来、更に街中利用度が落ちる可能性が有る。


また、街中の企業の駐輪場や、マンションの駐輪場へ不法に置く輩も


出てくるに違いない。これはこれで、また問題となる。



自転車は、身近な、エコな乗り物です。利用者が増加するためにも、


出来れば、運用開始後に状況を確認し、きめ細やかな対応を熊本市


にお願いしたい。決して、官から民へ問題のつけ回しになないように、


切にお願い申します。