彼との出逢いの意味 | 愛されることを求めることから愛する人になるプロセス
私は一途な人が好き。
そう思っていました。

でもお付き合いする男性は、どこかフワフワしている人。

なぜそんな人に魅かれるのかがよくわからず。。

自分が結婚する気がないからとか
今は遊んでいるのが楽しいからとか

そんな理由で自分を納得させていました。



でも、今回出逢った人は私市場一番たくさんの女の影がある人。

身近にも、遠くにも。

だからそもそもこの人を好きになるなんて想像もしていませんでした。



一線を超えそうになったときに
彼と恋愛を始めると自分が苦しいということが容易に想像できたから、始めることをやめよう。

そう誓って、距離をとっていました。



にも関わらず、
彼は私の心に入り込んで来ました。


色んな人に相談しましたが、
大抵の友人は「やめておいた方がいいよ」。

そう言いました。


それは誰よりも私自身が思っていたこと。



そんな中、人生の節目節目で相談に乗ってもらうスピリチュアルなお坊さんに

「彼と付き合った方がいいですよ。
彼との出逢いにはあなたにとっての大きな学びがあります。

それを今世で乗り越えたくて出逢った人です。」


そう断言されました。



どうやら私はすごぶるプライドが高いらしい。

自分が守らなきゃと思うか弱い人や目下の人には、全身全霊で尽くすことができる。

でも一方で、
「あなたのその立場なんだからそれぐらいやってよね!」
という存在の人にはすごぶる厳しい。。



その厳しさを越え、真の優しさを身につけるために彼と出逢ったらしいです。


だから、彼のすべてを心から受け入れられるようになったとき、私は本当の優しさを得られるとのこと。

と、言われても…





あんなに何人も女性の影がある人なのに
なんで私だけこんなに苦しいのか。
なんでこんな人と付き合い続けなきゃいけないのか。

なんで、なんでばかりが最初は目まぐるしく私の心を支配していました。




でもスピリチュアルなお坊さんの導きはこれまで何一つ間違えたことはなくて。

ということは、私はこの試練を越えた先に
本当の幸せを手に入れられるのかも?


そう心の底では思っていました。





彼との関係が始まったのは9月。
そこから3ヶ月ちょっと経った今。


紆余曲折しながらも、受け入れようという決意は高まっています。




そんな中、目に留まった本が
エーリッヒフロム著「愛するということ」


この本に、私の悶絶の理由や
私が何を掴み取りたくて彼と出逢ったのか。

その答えが詰まっていました。




そんなこんなで、今「愛を求める人」から「愛する技術を身につけた人」に変わるための日々を送っています。



苦しいこと、辛いことはたくさんありますが
少しずつ自分が変わりつつあることへの喜びもあります。

彼のすべてを心から受け入れ、愛することを通して
すべての人を心から愛せるようになる。


その言葉が確信にかわりつつあります。


悶絶の日々は続いていますが、彼との関わりを通して私は「本物の愛する人」で居続けたいと心から思っています。