2018年 本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
前回まで、「ベルメウスの時代」で新しい視点のスピリチュアルをお届けしました。
今回は、そんなスピリチュアル感覚を使い、ヒーリング、オーラリーデイングをやらせていただく中で見つけた、スピリチュアル能力を身に付ける手法やそれらを実践した方々のお話しをさせていただこうと思います。
そして皆さんにもスピリチュアル感覚を感じていただき、生活に活かしていただければ幸いだと思います。
この本は1997年に出版されたものに一部加筆、修正してお届けします。
尚、この文章にはヒーリング的な内容が記されている部分がありますが、決して医療的な治療などではなく、あくまでスピリチュアルなヒーリングのお話しであることをご理解下さい。
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●戦争を左右した「夢」
人間に予知能力があることを証明(!?)した例があります。
時は日露戦争の最中。
日本海軍参謀本部では、ロシア・バルチック艦隊がどこから攻めてくるかが大変重要な情報戦でした。
人工衛星もレーダーもなかった時代、肉眼でしか敵を発見することは出来ません。
バルチック艦隊が太平洋、日本海、いずれのルートから侵入してくるのか。
それを迎え撃てるかがこの戦争の勝敗を決する大問題だったようです。
参謀本部は次のような命令書を打電しています。
「バルチック艦隊は宗谷海峡から侵入してくる。〇月〇日までに日本海軍艦隊を配備せよ」。
この命令書を下した秋山中将はその手記に、「バルチック艦隊がどのルートから入ってくる」かがわかったのは、「夢に見たからだ」と書いているようです。
その作戦は見事的中。
何と一人の人間の夢で、日本は救われました。
この命令書は、今も防衛庁(現在は防衛省)に記録として保管されているということです。
ここまではっきりした予知ではないが、「世にも不思議な物語」というテレビ番組もこれとよく似た実話を放送しています。
アメリカのある教会でガス爆発事故が起きました。建物は大破しました。
爆発の時刻は、いつもは信者による聖歌隊の練習が毎日行われている時間で、全員助からないと思われました。
ところが、どういうわけかその日に限って神父もメンバーも、眠くなったり(普通ではありえないですね)して遅刻し、その時間に教会には誰もいなかったのだそうです。
一人や二人ならともかく、十数人全員がです。
建物は壊れましたが、奇跡的に人的被害はありませんでした。
もしかすると神父や信者たちは全員、その日、その時間に何かしら不吉な予感めいたものを感じていたのかも知れません。それが結果的に爆発惨事から身を守ってくれました。
当然関係者は「神のご加護」と云うかもしれません。でも「神のご加護」ならば、「爆発に巻き込まれること」も防いでくれなくては困ります。
深読みは別として、これも本来誰もが持っている危機回避能力なのだと思います。
以前、大きな航空機事故がありました。
「あの時、ふっとイヤな気持ちがして一便見送って助かったという人がいた」と聞きます。
こういう話は、古今東西どこにでもあるわけですが、 もちろん何もかもすべて100%予測が可能なわけではありませんが、予知能力は誰でも持っていいます。
その能力が少しでも高く、敏感になってくれば、あなたは今以上にトラブルに巻き込まれる可能性が低くなるはずです。
to be continued
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