前回まで、「ベルメウスの時代」で新しい視点のスピリチュアルをお届けしました。

今回は、そんなスピリチュアル感覚を使い、ヒーリング、オーラリーデイングをやらせていただく中で見つけた、スピリチュアル能力を身に付ける手法やそれらを実践した方々のお話しをさせていただこうと思います。

そして皆さんにもスピリチュアル感覚を感じていただき、生活に活かしていただければ幸いだと思います。

 この本は1997年に出版されたものに一部加筆、修正してお届けします。

 尚、この文章にはヒーリング的な内容が記されている部分がありますが、決して医療的な治療などではなく、あくまでスピリチュアルなヒーリングのお話しであることをご理解下さい。

 

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●生命力を強くする

 

 波長の乱れを正すのには、どうしたら良いのでしょうか。

 

 それは、“自らのエネルギーの質量を高め、安定させる”ことです。

 

 第一は“適切な訓練によって生命力、即ち生体エネルギーを鍛える”こと。

 エネルギーが安定すると心や体の状態が調子がよくなり、常に無理なく判断ができ、判断・決断がフラフラしなくなります。

 

 第二は、“自然のエネルギーを受け、それを有効に取り込む”こと。

 人間は生物です。

 大自然のエネルギーを受けると、自然治癒能力が増し、生命力が強くなり、疲れにくく、やはり先と同じように心身の調子もよくなります。

 

 生体エネルギーの質量を高め、なおかつ自然のエネルギーを十分に受けて自然治癒能力を増大させることができれば、めったなことでは変調は起こらなくなります。

 

 生体エネルギーの質量を高め、自然治癒能力を増大させるための能力開発が、この本の目的である「生体エネルギー強化法」です。

 

 本来、どの能力開発手法であっても、その基本はエネルギー質量を高め、生体エネルギーを安定させることを狙いとしているはずです。

 

 たとえそれを直接うたっていなくても、能力を開発していけばエネルギー質量が高くなり、安定するシステムになっているはずなのです。

 もしそうでなければ、その能力開発手法はあまり意味を持たないでしょう。

 

 エネルギー質量を高め、生体エネルギーを安定させれば、効果としてさまざまな潜在能力が顕在化し、希望通りの能力を引き出すことが可能となります。

 

 自己実現の可能性も高まってきます。