前回まで、「ベルメウスの時代」で新しい視点のスピリチュアルをお届けしました。
今回は、そんなスピリチュアル感覚を使い、ヒーリング、オーラリーデイングをやらせていただく中で見つけた、スピリチュアル能力を身に付ける手法やそれらを実践した方々のお話しをさせていただこうと思います。
そして皆さんにもスピリチュアル感覚を感じていただき、生活に活かしていただければ幸いだと思います。
この本は1997年に出版されたものに一部加筆、修正してお届けします。
尚、この文章にはヒーリング的な内容が記されている部分がありますが、決して医療的な治療などではなく、あくまでスピリチュアルなヒーリングのお話しであることをご理解下さい。
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●自分の工ネルギーを知る
人間関係は外見的な感覚や会話といったコミュニケーションだけでなく、人間のエネルギーの交流が大きな要素を占めています。
人間関係が「上手くいく、うまくいかない」ということは、生体エネルギーの伝わり方に問題がある場合が多くあります。
もしあなたが面接を受ける立場であったとしましょう。
知識や熱意が同じ位の人が集まったとき、面接官は何を基準にして採用を決めるでしょうか。
それは人から受ける 「感じ＝オーラ」です。
前に人事のベテランの話を述べましたが、多くの場合彼等は、「その人から受ける雰囲気」と「伝わってくる気迫」を敏感に感じる訓練や経験をして来ています。
であるならば、あなたは他の人より自らを強くアピールするために、「あなたの持つ熱意を面接官に感じさせればよい」ということになるでしょう。
それが生体エネルギーの発する力なのです。
自分の人生が、「何となく運が悪い」と感じている人も多いことでしょう。
人間は一人では何も出来ません。多くの人間の協力を得てこそ充実した人生を送ることが出来ます。
「必要な時に必要な人があらわれて協力してくれる」「自分を必要としている人がいる」
そんな人間関係が自分の身の周りに存在したなら何と素晴しいことでしょうか。
人間関係の極意の第一歩は自分を知ることです。
これは先の実例の「商品知識」と同じ考え方です。
自分を「商品」と考えた場合、まず自分（商品）を知ること！ そして「自分のできること」、「自分にはできないこと」を熟知することです。
そうすれば自分にはどんな協力者が必要なのかがわかってきます。
そして「自分は他の人に何が提供できるのか」を自覚することです。それにより、自分を必要としている人を見出すことが出来るし、相手にとって適切な助言や行動が出来るのです。
次に、「自分の気持ちを外に発する」こと。
人間は生きています。
生きているからこそ感情を持ち、思考をします。これらを生体エネルギーとしてより強く発することが必要です。
人間はお互いに生体エネルギーを通してコミュニケーショ ンをしています。これを強く発することにより、結び付きが増え、強くなり、人生に有効に働いていきます。
まだまだ信じられないかも知れませんが、人間関係を結んでいるのは生体エネルギーの働きによるところがとても大きいのです。
皆様にとって「生体エネルギー」とは聞き慣れないスピリチュアル用語であり、初めて意識する存在であるかも知れません。
それでは今まで皆様は、「人間の重要なエネルギー」を見過ごしていたかも知れません。 それは大変な損失だと思います。
人生に大切な「生体エネルギー」の役割を知っていただき、有効に活かすことが新時代の鍵なのです。
次章から生体エネルギーの本質に触れていただき、驚くべき、そして素晴しい能力を身につけていただけたらと思います。
to be continued
